またまた二週間のご無沙汰です。
この間いろいろとあって、それについては明日以降で書ければと思います。決してサボっていたわけではないのですよ、ええ。
ただ、じゃぁキャンプの模様をしっかりキャッチアップできているかといえば噓になります。去年の半分も観れていません。特にドラフト前後に評価が怪しいと一方的にケチをつけた西武の武内、ロッテの上田あたりはしっかりと観ておきたかったのですが、それができていないところは大いに反省が必要かと。ここからどこまで巻き返せるかは判りませんが、ベストを尽くそうとは思っています。
それではここから一気にテンションを上げる意味でも、タイトルの通り、栄えある第一回キャンプ前半大賞を発表したいと思います。言うまでもなく私の独断で選びました。ので異論は認めます。
まずもって驚いたというか、やっぱり来たわね、そう思ったのが日ハムの達です。三年前のドラフト前ですか、メチャクチャ褒めました。
「ドラフトの勝者は達を一本釣りしたチーム」
「日本人で初めてサイヤング賞を獲れる投手」
ここまで書きましたよ、ええ。
まぁ話半分、達がこの春からローテに入って大車輪、というのは無理と思うのですが、夏前には一軍に定着して五、六勝しても不思議ではない。半信半疑の方も多いのでしょうが、恐らく私がここであれこれ言わなくとも、岩本あたりがベタ褒めした動画が既に上がってるでしょうから、そちらを確認してみてください。
でっ、この流れのまま達がキャンプ前半大賞なのかといえばさにあらず。紅白戦で1イニング投げただけですからね。さすがに大賞はない。次点ということでお願いします。
では誰が大賞かと言えば、この男です!
横浜の石上、完全に見落としてましたね・・・・。
去年の秋、東洋大の試合はそれなりに観ていたのですが、七番打ったりしてたしな。むしろ三年の時の入れ替え戦の方が良かった。それに学生のくせに長髪にしてたのにもイラッと来て、それでチェックを怠ったか・・・・。
練習試合などでは並びが度会、井上の間なのであまり目立たないようですが、この選手が一番やりそう。ユニフォーム姿がサイズ以上に大きく映えるのも良い。そして他球団からすれば間違いなく厄介な選手になる。横浜の左打者は淡白なのが多いので、この選手は使うべきです!
肩も脚もあって、ただフットワークはもう少し勉強が必要かな。それでもショートで使ってほしい。その価値はある。
東都通算一部で二割五分。二部でも二割八分。ホームランも一部では打てていません。それをしっかり評価できた横浜のスカウトはお見事。担当スカウトは河野のようですが、横浜は東洋大と二軍が直接何度かやっているのでそこで見出したようです。
仮にですが、この選手が開幕ショートを奪ったとしたら、森の四年間って何だったの、ってなるかな。そこにも戦慄を覚えた。新人の内野手でここまで驚いたのは記憶にないですね。牧が紅白でいきなりホームラン打って周囲を驚かせたりしましたが、そこは完全に想定内だったし。
とにかく横浜ファン待望の頼りになるショートが現れた、って感じでしょうか。石井以来だと思います。おめでとうベイファン、そして石上君、大賞おめでとう!!
横浜のスカウトを褒めた直後に言いたくはないのですが、何ですかあの小さくまとまった小園。そして相変わらず意味不明な徳山・・・・。二人は21年のドラフト一位、二位。
小園についてはこう書いた、
「3年後に二桁勝ってもおかしくない、というか勝つでしょう」
徳山の二位はふざけてると思いましたが、小園はもっとやれるだろと。もし本当にあの程度なのだとしたら、私自身、何を見ていたのか。修行が足りん、そう自らを戒めざるを得ません。センバツの時もスピード不足は指摘されていましたからね。改めて高校生投手評価の難しさをヒシヒシと感じさせてくれる物件です。
21年のドラフト一位といえば、阪神の森木も酷くなっています。この投手については、元々ドラフト前から評価してませんでしたが、今日の紅白戦の投球には言葉を失った方も多いのではないかと。
去年のオフ、台湾のウインターリーグ派遣を断るという前代未聞の行為に及んで、びっくりさせてくれましたが、こういうケースは親知らずが痛いからと途中帰国を強行したオコエ以来でしょうか。
まぁ台湾行っても恥かくだけだから行きたくなかったのかもしれません。表向きはフォーム固めを優先したいというのが理由でしたが、そのフォームがあれって感じ。
三年前のドラフト前に森木についてはこう書きました。
「思いっきり持ち上げてもヤクルトの梅野の上位互換」
このままでは梅野に失礼かもしれませんね、トホ・・・・。腰の回転が横なんだから、そこに早く気づいて、巨人の菅野のフォームを真似ろ!
阪神のキャンプネタと言えば門別が話題を独占していますが、この投手が開幕から一軍に入るようではAクラスも怪しい。野口も前川も同様。あの外野の守備では最低でも15発がノルマとなる。つまりは彼らに肩入れするのは現実的ではありません。まぁ、そこを楽しむのが虎キチの性なんでしょうけどね。
それでは最後になりますが、前川と同じ左投左打の高卒外野手三年目の広島の田村に特別賞を差し上げたいと思います。でっ、理由なんですが書けば長くなるので、とりあえず三月に入ればわかると思う、ということでよろしくお願いいたします。
本日はここまでです。相変わらずの言いたい放題失礼いたしました!
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