慌ただしい日々である。昨日の続きの今日などない。一日一日のなんと違うことか。この年になっても、そんな新鮮な毎日を送れることに感謝している。
無論、阪神が優勝を目前にし、そしてラグビー日本代表はイングランドとの大一番を来週に控えているからである。至って凡人の私には、観る方で精ー杯で手も一杯。まったくアウトプットをできずにいる。そのあたり、デキる人にとっては簡単なことなのなのかもしれないが・・・・。
恐らくは阪神の優勝が先に来るのであろう。まったくマジックをゆっくりと味わう暇もなかった、そんな勢いで勝ち続けている。われわれにとっては実に久方ぶりに出たマジックなので、もう少し噛みしめてみたかった。贅沢な話である。
デーゲーム観戦を経て、W杯ラグビー四年に一度の熱戦の連続は、軽く日付を跨ぎ早朝にまで及ぶ・・・・。適度に休みをいれてもらえんものか。寝不足を癒す雨が欲しい。身体はーつなもので。こちらの都合ばかりでスイマセンね。
今シーズンは開幕ダッシュも決まり、躓いたのは交流戦ぐらい。8月以降はほぼ独走となった。勢いはもちろんだが、実際のところわが阪神よ、何が良くなったのか、どこが変わったのか? 判りやすい大型補強などなかっただけに、いろんなところでそこが俎上に上る。やはり何度もここでも書いたが、適材適所、これにつきるのであろう。
先日の広島との三戦目、ご存じの通り糸原の勝ち越し打で勝利した。その放送、解説は矢野であった。あの一打で留飲を下げたのか、それ見たことかと言わんばかりに、
「なぜもっと糸原を使わないのか?」
・・・・そのようなことを宣った・・・・。
・・・・・・・・つこてるやん!
・・・・代打で、こうして。
おまえが糸原をセカンドとかサードとかで無理くり使うから、優勝できひんかった、そこをまだ判ってないご様子。
今期の四球の多さが、優勝へと軌道に乗ったあたりから急激にクローズアップされ始めた。球団は四球査定も見直していたのだとか。ちなみにここでは6月早々に取り上げています。
これで、初球から手を出せないような打者は使わん、そうほざいていた井上一樹がどれだけ無能であったか、ご理解いただけたと思う、ええ。
ついでにこんな記事も出ましたわ。
矢野と井上、このニ人、二度と阪神とは関わらないで欲しいものだ。
森下は優勝のための最後の1ピース!、そう仰ってくださる方も多い。ありがたいことである。この場をお借りしてお礼を言う。
では実際、森下抜きだと優勝できなかったのか・・・・? まぁ、できたんじゃないっすか。独走はなかったでしょうけどね。
個人的にはもうちょっとやると思っていたので、森下の今の数字自体には物足りなさを感じています、ええ。因みにポストシーズンはダメかもしれない。ここから、もしくはCSに入ってパタッと打てなくなり、日本シリーズではスタメンを外れる、そんな最悪のケースもありえるタイプであることも申し添えておこう。
優勝への1ピースという意味では、村上こそがそれにあたるかと。大竹もそうだが、村上の成長なしでは、こういう形での優勝はなかったのではないか?
ドラフト指名時に、”この指名、渾身のものになるかも”、と書いた。
石井もやると思っていただけに、上の記事、書いといて良かった。
ただ、前も触れたが同期の伊藤将、中野がここまでやるとは読めなかった。あの年のドラフトについても反省しきりである。課題は山積み、まだまだ勉強が足りない。われ、依然木鶏たりえず、である。
石井で思い出したが、彼はあの年、支配下選手としては最後の指名。つまり阪神以外のすべてのチームにも獲得のチャンスがあったことになる。他球団の編成は、今、石井の活躍をどう見ているのであろう?
いや、正確にいえば、私が初めて石井を良い投手だと思ったのは前年のことであり、結局その年指名はなかったので、阪神も含めて全球団が見逃していたことになる。世の中にはまだまだそういった選手が埋もれているかもしれない。できればそういう選手をここで発信していきたい。アマ野球ウォッチャーはこれからもやめられません!
同じような意味で言えば、森下も、獲得しようと思えば12球団どこでも1位ならそれは可能であった。なぜ去年のドラフト前、うちの森下に対する評価があれほどに低かったのか、いまだに私は納得できないでいる。誰か説明してくれ!
日本プ口野球における、投高打低の傾向は今年も変わらないようだ。この春のWBCの流れからか、国際球準拠の公式ボールを使用しているのであろう。三割打者、ホームラン数、ともに激減。今年も貧打で苦しむチームは多い。しかしそこは去年から判っていたはず。たとえば広島や西武、ソフトバンク、口ッテあたり、森下の指名は考えなかったのか?
さらに突っ込んで言わせてもらうが、巨人にこそ必要な選手ではなかったか? 森下人気はまさに今、関西では急上昇。一方巨人はといえば、その凋落に歯止めがかからない。逃した魚は大きいぞ。あれだけ三年前から巨人が獲るべき選手、そうアラームを挙げてきたというのに・・・・・。
おかげさまで、こっちは毎日試合を観るのが楽しみでなりません。マジで森下は観ていて楽しい奴。こういうタイプの選手はなかなかいないのですよ♪
ドラ1クリーンナップもそうであるが、この面子を集めた阪神のスカウトがいかに優秀であるか、そこを忘れてはならない。今年のドラフトもよろしく頼みます!
そうそう、先に挙げた村上は矢野の進言があったからこそ実現した指名だそうで、そういった前監督様の功績にも触れなければフェアーではありますまい。なんといっても佐藤輝のくじを引いたのも矢野さんですからね、ええ。
矢野政権の四年間、 ドラフトは完璧、お見事でした!
なにわともあれ、阪神の優勝はもう間違いありません。前回の優勝から苦節18年、本当に阪神ファンのみなさまお疲れさまでした。身も心もすべてを虎に捧げたわれわれが、こうして勝利の秋、報われる刻を迎えることができるのです。その瞬間、全身全霊で祝い喜び合いましょう!
プロの阪神ファンとして、”何とか今年こそ優勝して欲しい”、そう書きました。
”タイガースファンの応援は世界一” とも、
また上の記事の中で、「甲子園のファンの声援が、選手の躍動と表裏一体、寸分の狂いもなく重なる、そんな瞬間で優勝を迎えたい」そう書かせていただいた。
ついにその時がやってきます。本当におめでとうございます!
なお、今回をもちまして、「優勝への力ウントダウン」は最終回とさせていただきます。
ようやく訪れる新たな節目を機に、次回からは、この切歯扼腕の18年の月日を振り返る、というか、もっと昔に遡るかもしれませんね、とにかくそうすることで、阪神タイガースとは、また、われわれ阪神ファンとは何なのか、阪神球団のあるべき姿とはどのようなものか、プロの阪神ファンとして考えてみたいですね。
乞うご期待! ではでは・・・・・。