正直この時期に来年のドラフトの話をするような趣味はないし、今まで一度もしたことはない。のに何故それをするのか。
実は先週の宣言通り球団ごとの寸評を、さしあたってロッテあたりから始めようとしていたら、里崎が吠えてまして、
付度抜きで言ってますな。
まぁすべての部分で同意はしないけれど、里崎はロッテに対して愛情があるからこそ言わずにいれないのでしょう、恐らく。好意的に受け止めています。
こういのがあるから、わざわざこんな極北のブログでやらんでええんやろ、とまではいかないまでも、これをきっかけにあれこれとロッテをはじめに今回のドラフトについて改めて考えてしまった、柄にもなく。
ひとまずのところ、西川のクジに勝ったロッテは勝ち組で良いとは思うのですよね。
でも個人的には、西川に限らずそれほど今年の打者候補に魅力を感じていたわけではなかった。それってどこから来ているのかな、なんて思いを巡らせていてこれを書くことにしたわけです。
今年の夏前の大学侍JAPANの合宿の打撃練習を眺めていて、あれこれと感じるところがありました。西川は石井浩に、いや大山に似てるかなぁ、とか、吉納良くなってるなぁ、とか、まぁいろいろと。
結局佐々木を観れなかったので、いたらどんな音で打ってたのかなぁ、そんなこともふと考えてしまった。
木製バットの音って、打者を見極める有効な要素の一つ。
もちろん他にもいろんな要素がある。
バットの振りや打球の速度、飛び、などなど。
でっ、スイングスピードって確かに多くの方が注目するところだと思うのですが、軽いバットを使っている打者がいるのも事実。明治時代の髙山がそうでした。つまりそんなに当てにはなりません。
打球速度は眺めているだけでは判らないし、飛距離はなにもホームラン競争しているわけではないので、はなからそれを狙ってない打者もいる・・・・。案外音が一番かも。
そう思ってこの夏の甲子園を振り返ると、木製バットで打つ猛者はいましたし、ホームランやフェン直を打つ打者までいた。でも、はっきり言うと物足りなかった。
音が、”ビシッ”、とか ”バシッ” って感じ。
そういうのもあって早実の宇野の評価も低めにしていました。
やっぱり一番は ”クワーン”。次が”カーン”、次に ”コン” かな、大まかに言えば。
高校レベルでこの音を出せる打者は滅多にいないと思う。秋の国民スポーツ大会で関東一の高橋が関から打ったのでようやく ”コン” に近いか。
でっ、ここから本題なのですが、今年の大学侍JAPANで一番良い音を奏でて見せたのが、じつは意外なことに創価大三年の立石でした。
自分の中でこの基準があったので、宗山だ、西川だ、渡部だ、と騒がれても、気持ちがそこへは行かなかったのですよね。
まぁ、立石はまだ来年のとびっきりの候補ではないので、というか 12人のリストにも入ってないところもあったり、
一応、目玉として挙げられていたり、まぁ本命は不在ということだそうです。
いきなり気が早くなって恐縮ですが、個人的に来年は立石ドラフトになると見ています。
ただ守備がね、肩が良いだけに・・・・。
セカンドが出来れば絶対に欲しい、そう言わせるものは間違いなくある!
来年立石を獲った球団が勝者かも、恐らく。
ここからヘンタイ的な話になるのですが、立石も「Rebase」に通っているのですよ。うちの森下が広告塔にされそうなアレね。
こうしてみると、案外「Rebase」 やるじゃん、 ってなるのですが、森下は通う前から既に良かったし、客観的に見てお蔭ってほどではないと思う。
立石も甲子園でホームラン打つぐらいの打者。まったくの無印ってわけではなかった。
ただ、「Rebase」 って、良くなりそうな選手に上手く声を掛けているな、これは言えかもしれません。
立石ともども要ウォッチですね、ええ。
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