Till Eternity

どこよりも遅く、どこよりも曖昧に・・・・

阪神 優勝へのRの時代

 頭の中が混乱している。休日の三日間収まる気配はない。このタイトルから今の私がどんな状態であるのか、お察しいただければ幸いである。原因は言うまでもなく、どちらも弱いことがその全て。まぁ、今に始まった話ではないのであるが。

 実はこの三連休、GW頃から楽しみにしていた。できれば現地に繰り出すか、そんな算段でもあったのだ。片や新ジャージのお披露目を兼ねたW杯イヤー最初の代表戦、片や12球団最弱のチームを甲子園に迎えての三連戦。ファン心を擽らないと言えば嘘であろう。結局企画倒れに終わったが、それでも計画を練るだけであれこれと楽しい日々であった。結果として自宅で高枕での試合観戦も悪くはない、筈であった・・・・。

 

 まず阪神であるのだが、タオルがいる、そんな感じにヘロヘロ。ところが運よくここでオールスターブレイク ♪ 選手たちにとって束の間の休日、ゆっくり休んで欲しい、ってみんな出るやんけ!図らずも選手とファンの嚙み合わなさぶりが露呈してしまった格好・・・・。

 それでもここまで来れば後二ヵ月、その日暮らしでも何でもいいから凌いで欲しい。幸い横浜も巨人もモタモタしている。広島も今だけだろう。ってことで開き直れば楽しめないわけではないか。実際まだ首位だしな。というわけでカウントダウンは継続することとしたい。

 ラグビー日本代表はといえば、果たしてあの二連敗から収穫があったのかなかったのか・・・・、先物取引で大豆にでも手を出した気分である。この被害者意識、良くないのは分かってはいる。しかし協会に騙され続けてきたという黒歴史の堆積が、私を必要以上に憂鬱にさせているのかもしれない。そう思い直してNZ-南アフリカ戦を観てみたのであるが、いやはや All Blacks の凄さったら、嫁が思わず声を上げるほど。凄味だけではなくラグビーの楽しさも、普通の人にしっかりと伝えてくれる。仮にこの秋頂点を極めることができなくても王者の名に相応しい、そう感じ入った次第である。

 あの All Blacks 強さは上澄みだけの特別なものではなく、それを支える裾野の広さというか岩盤の強さというか、とにかくその国のトップアスリートがラグビーをしていることをナチュラルに伺わせる。つまりは All Blacks XV も素晴らしいチームだということ。この時期に闘わせてもらっただけでラッキーなのではないか、そう感謝したい。協会も仕事をしてないわけではないか、いやいや、実際はジェイミーとブラウンの顔で実現したブッキングか。まぁひとまずは協会の功ということにしておこう。あのメンバーから、一人でも多くの選手が All Blacks に招集されることを祈る。

 というわけで三連休の残された時間は、穏やかに過ごそうと思う。