阪神昨日も勝ちました。これで残すところ借金は”１”。「虎は千里往って千里還る」の故事の通り、一気に今日勝って完済といくのか楽しみですね。
さて、少し昔の話ですが星野がこんなことを言っていました。
”本当の五割とは、仮に目の前の試合に負けても五割の状態を言う、つまり、貯金が一つできて初めて五割なんだ”
確かこんな内容でした。
果たしてこれと真逆の状況とはどのようなものなのでしょう？ 額面通り受けとめるのなら、こんな解釈も可能です。
”今日勝てば五割に戻るような状態を、本当の借金暮らしとは言わない”。
もしそうならば、阪神は既に借金を返したと言えるのではないのか、ってそんなわけないわな。きっと星野の言わんとするところは、下位から這い上がったチームが必死で勝利を積み重ね、何んとか五割を超えた場合、これが前提となるのでしょうね。なので、この逆バージョンは、ずっと上位に定着していたチームが、ふとした拍子に大型の連敗を重ねても、”借金１”を下回らなければ、そこが大底となり反転するものなのだと。ってことは、今の阪神は”貯金１”を超えることができなければ、そこからズルズル落ちて行く、そう思ってかかった方が良いでしょう。
でっ、注目の今日の試合なのですが中日の先発は梅津。ストレートのキレよりも、フォークの落ちが生命線というややこしい投手。所謂典型的な投げてみないと判らんタイプ。昨日の勝野もそうですが、岡野といいこんな投手がローテに入っているようでは中日に上がり目なし。
ところで敵といえど与田監督、大丈夫か？ 井領とか溝脇の抜擢、非常に助かります。そもそも捕手マルティネスがうちとしては一番嫌なのですよ。誰が投げるとかではなくてね。いい奴そうだし、嫁も無茶苦茶美人です。中日浮上の鍵を握るのはこの選手でしょ。さすがに今日は来ると思うので、十分気を付けたいですね。
話を先発梅津に戻しますが、こいつを打つのはサンズではないでしょうか？ 来日してから練習試合も含め、サンズはこれまで６本のホームランを打っているのですが、その内訳が、東浜：３本、山崎康：1本、清水：1本、遠藤：1本 。つまり５本は亜細亜大出身の投手から打っているのですよ。ってことはこのデータからあえて預言者になったつもりで申し上げるなら、梅津からも確実に一発行くでしょう、あっ、梅津は亜細亜ではなく東洋大でしたね、大変失礼いたしました。でも似たようなもんや、いけるんとちゃうか！
まぁ、ボーアが冷えてきたので、サンズに期待しましょうや。
