もうドラフトから二か月経ってるというのに、まだやってるよこの人って感じでしょうな。いかんいかん、本当なら一カ月ぐらいで上位指名選手についてサクっと書くのが常識でしょうに。
とりあえず今日高校生投手三人終わらせて、それで後は西武の渡部と阪神の指名選手の総浚いをしてドラフト絡みは終わりにしたいと思うのですが、それでもあと二回か・・・・、あれっ、それで今年の更新終わるんじゃね!?
本当はこの前決まった次回のラグビーワールドカップの組み合わせや、花園や大統領選挙についても書きたいというのに、こっちは30日まで仕事やで・・・・。会社辞めて良いっすか?
<本日のサクっと>
今年の高校生投手の傾向
先日今年の高校生野手は壊滅的な打撃を受けたと書きました。なんせ全国的に去年度の卒業式をまともに行えないまま、新学期もG/W明けまで登校禁止でしたからね。横浜隼人あたりなら、例年その期間に練習試合を30試合はこなしますから、冗談抜きで。土日は基本トリプルヘッダー×2が当たり前。まぁここまでは極端にしても、いわゆる強豪校はどこも、その時期少しでも試合をこなしたいのが本音だと思います。ところが今年はそれがまるっと無かったわけですから、そりゃ野手は伸びませんて。
じゃあ投手はどうかといえば、冬場しっかりと身体造りをこなせていれば、ちょうど良い自主トレ期間になったのではないかと。フォーム固めぐらいはできたでしょうからね。去年まで酷使気味だった投手にとっても、良い感じで休養に充てられたことでしょう。だからびっくりするぐらい伸びた投手もいたと思うのですよ。ですが、肝心の試合がないのでそれが表に見えてはこない。でっ蓋を開けたら残念ながら、結局指名された高校生投手は思ったよりは少なかった。恐らくリスクが高すぎて、去年のうちに実績を残した投手しか評価できなかったのでしょうな。きっとそのうちこの世代から、物凄い投手が出て来るに違いない、そう密かに期待しています。
コロナ世代最高投手は誰だ!?
山下 舜平大(福岡大大濠→オリックスD1位)
オリックスから一位指名された山下は、数少ない春以降の伸びが認められプロの扉を抉じ開けた投手です。合同練習会で150キロを記録し一気に名乗りを上げました。正直こういう投手がまだまだ隠れている、そう思えてならんのですよ。もうちょっとあの練習会、何んとかならんかったのか。別に甲子園に拘る必要なかったと思うんだけどな。開催会場が全国に散らばっていれば、もっと色んな出物があったように思えて・・・・。でもコロナじゃ無理か。
でっ、その山下について、ドラフト前に二位相当とここで書きましたよと。理由はいろいろとあるのですが、どうもティクバックの際に手首を背中に回すのが気になって。恐らくあれがあるから必殺パワーカーブを投げられるのでしょうけども。今後どれだけの球種を身につけられるのか? まぁいきなり来年直されることはないと思いますが、いつかは弄られるのではないでしょうか。
それと投げ下ろす際にあれだけ首を振るのもどうかと。もう目いっぱい腕も振っているでしょうから、これ以上球が速くなることはない、そう思えてならんのですよ。物凄く伸び代があるように色んなとこで語られていますが、それがあったからあの合同練習会での結果なのではないのか? つまり、すでに結構それを使った後だと思うんだよな。
それとフィールディングやバッティングフォームもしっかりと観ておきたかったですね。私はそれで伸び代を推し量るのですよ。伝え聞くところによると、極めて普通だそうです。
2021年度成績 ファームで2勝ぐらいかな
中森 俊介(明石商→ロッテD2位)
私はいまだに今年の高校生投手NO.1はこの投手と思っています。ドラフト前にも書きましたが、公式戦がなかったのにこれだけ評価を落とした投手も珍しい。まとまっているという表現を、ダイレクトに伸び代の無さと解釈されてしまう典型的な投手。確かにフォームは小さくなりましたが、打者には見難くなっています。夏の交流戦で調子が悪かったのは事実ですが、あれだけ甲子園で修羅場を乗り越えてきた投手に、あの無人の交流戦でも燃えろと仰られても無理があるでしょうに。勝とうが負けようが次はないのだから。
中森や山下、そして下で書く髙橋にしても、下半身もパンパンに鍛え上げられているので、三人ともプロ入り後スピードが落ちることはあっても速くなることは恐らくはない。つまり、ストレートについてはほぼ完成形です。その点でも中森の完成度に軍配を上げたい。
実は我が阪神が二位で指名するチャンスがあっただけに残念。多分、三年後無茶苦茶後悔していると思います。
2021年度成績 一軍で夏の終わりに先発すると思います
髙橋 宏斗(中京大中京→中日D1位)
この投手は去年の秋から注目されていて、夏の愛知の独自代替大会で一躍評価を上げ、それからなんやかんやで進路も含めて目まぐるしく乱高下する中で話題性は上がり続け、でっ結局入札一位ですから、現段階でコロナ世代NO.1投手と言って差し支えないでしょう。
フォーム的には典型的な体を横回転させる投手。スリークウォーターから繰り出される腕の振りは出色。そして最大の武器は高速カットボール! ただこれがプロで通じるレベルなのか、私自身は半信半疑でいます。本当に打者の手元でキュッと来るものなのか、どうにもサンプル不足で判らずじまいなのです。
なので、現段階ではプロの左打者を抑えるイメージが湧いてはきません。吉田輝星のカットもかなりの代物でしたが、今年一軍ではほとんど通用してません。確か左には四割近く打たれたはず。じゃあその吉田の高校時代と比較してどうかと言われれば、確かにスケールでは大きく上回りますが、メンタルや勝負度胸、打者との駆け引きまで加味するとどっこいどっこい。作新時代の今井を上回るとも思えない。なので、山下共々ちょっと評価され過ぎの感があるのではないでしょうか。個人的にこの投手を観てぱっと感じたのは、抑えに向いている、そんな気はしました。
ただ中日的には会心の単独指名だったと思います。去年の石川、一昨年の根尾に引き続き、地元のスターを獲得したわけですから。きっと冬眠中のドラファンもナゴヤドームに戻って来るのではないでしょうか? やっぱ尾張は竜で持つ、そう思います!
ただ良くない話もチラホラ。大揉めに揉めたライドスタンドの素晴らしい応援団が戻って来るとかいう話が・・・・。なんか立浪も臨時コーチで帰って来るらしいし・・・・。時計の針、戻し過ぎじゃないですか? あえて本日冒頭でコンプライアンスについて掲げてみましたが、何だかそれも虚しく響くなぁ。
2021年度成績 ファームで4勝ぐらいかな
オリックス入団会見から
先週ですか、オリックスでも無事に新人選手入団会見が行われたようですね。もちろん例の彼も入団してます。それを彩る記事をご紹介しますね。
さらにそれを解説してみせた気でいる記事。
どっちも朝日が書いてます。ここがわざわざこんな見え透いた擁護記事を、それも新聞と看板誌(AERA)で前後して書いたということは、この案件、間違いなく ”クロ” ですわ。新聞で書いてAERAで後追いして、最後に週刊朝日で補強するっていうのが、こいつらのいつものやり口ですから。何とか嘘を真実であるかのように捏造する。確か春ごろジム・ロジャーズが日本経済は早晩崩壊するとかボロクソに貶して、必死に半島騰げしていましたが、その時もこの朝日内の三紙による時間差攻撃でしたな。一体どこを攻撃しているつもりなのでしょうか? っていうかこいつらそもそもどこの国のメディアやねん?
話は横に逸れましたが、恐らくはこの案件についても、多分キャンプイン直後あたりに週刊朝日も書くのでしょうよ。今から楽しみですね。
有料の上に、実に下らん記事ですが腹立つんで今回も突っ込みます。
①「Bクラスにいますけど・・・・」
→ それを言うなら最下位でしょ。嘘はいかんよ、嘘は!
②「いいよ~!もっともっと」
→ まじでこいつ腐ってます。もっとも、指名直後に牧田副部長は ”監督に対しても自分の意見の言える、やんちゃで我の強い選手が必要” ってな意味不明なラブコールを送っていましたが、それじゃあ訊くが、球団の体質や寮の食事についてフロントに直言した伊藤光をDeNAへ放逐したのはどこの誰だか言ってみろやっ! このダブスタを見るだけでも貴様らの糞っぷりが判るってもの、真剣に吐き気がするんだよっ!
③ 会場は笑いに包まれた
→ どんな笑いやねん、聞いてみたかったわっ!
編成のNO.2が育成の最下位指名の選手に対し必死にヨイショするというこの地獄絵図、まともなオリックスファンは正視できるのでしょうかね? 私ら阪神ファンも野村の時は、それはそれは酷い目に遭いましたが、この令和の時代にあってもほぼそれを再現できているところが凄いわ。こんな感じによるリメイクか?
Cast
・カツノリ = 古長選手
・松井HC = 牧田編成副部長
・野村 = 宮内
まったくトホホな顔ぶれですが、年が明けたら彼は入寮し、早速たむけんあたりとの2ショットがSNS上に出回るのでしょうな。まぁ、来年もオリックスは最下位で鉄板です!
もう一新人選手を相手にしてても埒あかんので、これからは怒りの矛先をオリックスの事業に向けることにします。
事業が破綻することを祈っています!