Till Eternity

どこよりも遅く、どこよりも曖昧に・・・・

アルゼンチン戦 直前

 大阪は昼過ぎから雨が降っています。この雨、日本ラグビーにとって歓喜の涙となるのか、それとも涙雨となるのか・・・・。

 

 サモアには勝てない、そう踏んでいましたが、案外あっさり勝った以上、この私のW杯は先月終わりました。語る資格なぞあるわけございません。10月の更新はドラフトと阪神ネタでお茶を濁すつもり。ですがっ、後3時間後ということで特別にお赦しをいただきたい。四年に一度のイベントですしね、書けるうちにね、ええええ、できれば書かせていただきたく、そう思うわけです。

 まずは日テレ、良かったですね、おめでとう♪ 消化試合にならずに。まぁ私のようなラグビーオタとしても、四年に一度は日本代表の試合をお茶の間の皆さまに観ていただきたいわけで、それが叶うのですから心底良かった、そう胸を撫でおろしています。W杯は日本ラグビーにとって最大のプロモーションでもあるのです。

 お茶の間とは、つまり世間様、いわゆるライト層を指すわけです。やはりそこに支持されてなんぼ、初めてこの国のラグビーは成立する。一応は完全プロ化を目指しているのだし。であれば、巻き込めるものはどんどん味方につけないと。バスケやバレーボールも頑張っているのだから尚更。ラグビーはもっと世間の注目を集める存在であって欲しい。それだけに自力でその機会を切り拓いたところは評価したい。

 

 ここで何度も書きましたが、やはりサモアは強かった、そう思うのです。気の抜けたイングランドぐらいなら互角に戦ってしまうほどに。しかしとなると、俄然、そんなサモアを前半で完全に崩して2トライを奪ったわが日本も強いわけで。果たしてアルゼンチンとどこまでやれるのか、興味は尽きませんね。あちらさんのメンタルタフネスは異様ですから、日本代表の肝っ玉を測る試金石にもなるのでしょう。

 試合を裁く主審はオキーフさん。前回に引き続き日本のプール最終戦の笛を吹くこととなりました。因みにサモア戦でも線審をされていましたね。結構、際どいトライを認め、ノットストレートは見逃してくれました。今日は果たしてどうなるのか・・・・?

 それと、ロス・プーマスのメインスポンサーって、M社ではなく、ライバルのV社なのですよ・・・・。このあたりもどう転ぶのか、コワイですね、コワイですね!

 

 泣いても笑っても後3時間、腹を括ってこのまま家でゆっくりするか。今日は寒いしスーパードライを飲むのはやめておこう。というか、もう五本飲んじゃったし。

 というわけで、ベスト8を賭けたアルゼンチン戦、どんな闘いになるのやら、日本代表の矜持を、そして日本ラグビーの現在と未来を、しかとこの眼で見届ける、そう覚悟を決めた神無月の雨の午後なり。