Till Eternity

どこよりも遅く、どこよりも曖昧に・・・・

第104回選手権大会 七日目

 あの明徳が初戦でまた敗れました・・・・、

full-count.jp

 ひと頃は鬼のように籤運が良かったのですが、ここのところ往年の引きの強さに翳りが。明らかに転換期に差し掛かってます。もう明徳もそろそろやり方を変えた方が良いのではないか。あえて申し上げるなら、そもそも明徳を応援する人なんて、高知にはいないのだから・・・・。

 何故いないのかってところを真剣に考えて欲しいのです。松井の敬遠の件がその始りではない。はっきり言いますが、あの糞野郎がまだ塾長にのうのうと収まっている以上、地元の人の愛情の対象になることはありますまい。そもそもああいう輩が未だに教育者を語るなどありえん。眩暈がするわ。

 馬淵さん自体は嫌いじゃないのだけど、上の記事にある敗因としての「やっぱり過信」というのもズレまくってる。今年のチームはそんなに強くありませんから。それに「監督の差」なんて絶対に思っていないでしょうに。

 まぁ百歩譲るとして楠城さんは故根本氏の下で十年以上スカウトを勤め上げたぐらいの方なので、人脈は広いでしょうから選手集めは上手いと思います。がっ、それ以外は高校野球の監督としては全ての面で文句なく馬淵さんが上です。そんなの自分が一番判っていると思うのだが・・・・。

 馬淵さんには ”覇道” ではなく、”王道” を極めて欲しい。高校野球の ”王道” とは何か? もう一度そこからやり直してもらえないものか。

 人々はこのお盆の時期に高校野球を眺めながら、地元や懐かしい場所に思いを馳せる。それはいわばこの国の風物詩。故郷を自分に重ね、そこを全国に知って欲しいと願う。高校野球はお国自慢なのかもしれない。

 地元の方に愛されて、そして勝つことでそのお返しをする。高校野球にはそういった機能がある。しかしどんなに馬淵明徳が甲子園で勝っても、高知の方に愛されることはない。繰り返すがあの輩が明徳義塾の経営に絡む限りは。

 馬淵さんは人柄も腕も良いだけに勿体ない、そう思えてならないのです。

 

 今大会の最大のテーマは ”打倒大阪桐蔭” にあると思うのです。実際こういう記事もございました。

number.bunshun.jp

 この極北のブログにわざわざ訪れる方ならば、上の記事には既に目を通していると思います。記事中の「左投手」と「技巧派」という流れ、どう考えても明徳の吉村から逆算して作文した、そう思えてならなかったのですがいかがでしょうか。

 ところが昨日早々にその明徳が敗れ、打倒大阪桐蔭のシナリオは練り直しとなった感がございます。

 私はと言えば白状すると、今年は初日から録画を中心に流し見するばかりで、ほとんど Live で観れてはいません。なのであまり出場校の戦力分析はできていないのですが、この夏の甲子園のテーマが先の通りであることは春が終わった直後から意識していました。なので大阪桐蔭の試合は予選の段階で数試合を、かなりじっくりと目を通したつもりです。それだけにその一番手と目していた浦和学院が、埼玉予選決勝でコロッと負けた時は流石にガックリと来てモチベーションも失いました。がっ、その際同時にこうも思っていた、「大阪桐蔭を倒すには左腕が二枚いるな」と。

 そういう意味では昨日の仙台育英の古川、仁田の投球には ”おおっ” となりましたな。まさにこれこれと。しかも先発した右の髙橋がいて、左腕にもう一枚斎藤がいる。打線は今一つの感はございますが、なんだか結構楽しみになってきましたよ ♪

 ではでは打倒大阪桐蔭のシナリオについては明日以降でじっくりと書きたいと思います。

 

 最後に恒例の本日の予想ですが、佐賀、愛媛、和歌山、福井でお願いします!