Till Eternity

どこよりも遅く、どこよりも曖昧に・・・・

大会四日目 予想

 今日も何とかできそうですね。一回戦で打ち切りだけは勘弁してください、お願いします。とはいうものの、試合はまだまだ続く。矛盾するようですが少し気が遠くなる。連日の更新はさすがにキツく、昨日はさぼりました、スイマセン。言い訳している暇などないので、本日の予想の前に、まずは昨日の結果つについて。

 組み合わせ決定直後から注目であった、一回戦唯一の ”ヒール校” 対決については後ほどということで、予想を外した北海vs神戸国際戦の感想から。

 私の予想としては北海が辛勝すると思っていました。確かに戦力については埋めがたいものがありましたが、開会式直前に起きたというこの件、

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 これがあったので僅かながらですが光明を見たというか、流石の神戸国際もしおらしくなるかなと。実際、中盤以降はほとんど手数がなくなったというのに、なんと申しましょうか北海の壮絶に空回る煮え切らない攻撃・・・・。あれは自分たちの勝負弱さを十分に理解している賜物か? 予選決勝も敵失で勝ち越したに過ぎなかった、というあたりをもっと真剣に受け止めるべきだったかな。ともあれ勝利を譲り合うような展開になったら、最後は勝ちたい気持ちが強い方が負ける、という典型的な試合でした。

 木村はプロ入りを宣言しましたが、ドラフト下位なら進学か社会人経由のほうが良いと思いますよ、大きなお世話だけど。

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 それではここからは昨日の目玉、明徳vs県岐阜商の甲類乙類の ”ヒール校” を代表する夢の対決! 誰の夢やねん、そう突っ込まれそうですけどね、ええ・・・・。

 両校のヒールっぷりについては今さら書くまでもないと思うのですが、あえて近況だけ触れておくと、明徳については高知高に150キロ右腕の森木がいて、高校野球オタは入学直後から何とか甲子園で観たいと熱望していたわけで、それはそのまま高知県民の総意でもあった。無論それに立ち塞がるのが馬淵明徳というわけで、去年の秋の大会では、結構スタンド荒れてましたっけ。

 もう今年に入ってからの馬淵さん、たとえ何をしても嫌われるだけなんだろとばかりに吹っ切れたご様子で、高知出身の選手はあえて外しているのかと思うほど冷徹な選手起用を貫いています。

 この春、卒業生である松山英樹がアジア人として史上初のマスターズ優勝の金字塔を飾るも、盛り上がったのは出身地の松山市東北福祉大だけだけだったというのもあって、学校法人諸共達観から諦観の域に入った気さえします。何でもあの東海大相模ですら、門馬退陣を契機に強化を縮小するとの噂もある。今、明徳義塾高校野球部は岐路に立っているのでは、そう感じる次第です。

 一方の県岐阜商はあのユニフォーム自体が見境なく喧嘩を売っているというか、輝かしい伝統だけではなく数多のOBとの決別を宣言するかの如くで、すでにリミッターは振り切っているような、

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 よっぽど素敵な後ろ盾がいるのでしょうけど、鍛治舎さんご自身の年齢のことを思うと、お辞めになられた後はぺんぺん草も生えない、そんな焼き畑農業みたいなことしてええのかと・・・・。

 両監督とも既に充分に居直っており、失うものがあるとすれば、それは甲子園初戦の敗退だけとも思われ、あまつさえ春は二人ともそれに甘んじただけに、果たしてどんな闘いになるというのか、まさにこの夢の対決はしかと瞼に焼き付けねばと、久しぶりに腰を据えて高校野球をわくわくしながらTV観戦しましたね。

 結論から申し上げるとこの試合、後世に渡って色んな書かれ方をすると思います。ホント、中身の詰まった贅沢な一戦でしたわ。

 まず試合前に、馬淵が三点勝負と言い、一方の鍛治舎は五点欲しいと言ったという。個人的にそれを聞いてしめしめと思いました。私のスタンスを言いそびれたので書いておくと、毒を持って毒を制す、とかそんなこと思ってませんて、とりあえず終始明徳サイドで観ていました。因みに明徳義塾は初代校長の代から嫌いですが、馬淵監督は嫌いではありません。是非松山商の監督になってもらえないかと思ってみたり、この人の解説ですべての試合を観てみたいとも思っています。不謹慎ながらハンディ師なんかもいいんじゃないかな、それぐらい高校野球を判っている方です。

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 県岐阜商については何の恨みもございませんが、鍛治舎監督は嫌ですな。理由についてですが、昨日の試合に凝縮されています。あえて説明はいらんでしょ。観たまんまです。

 とはいうものの少し書かせて下さい。今朝のスポーツ新聞なんかにもきっと載っているのでしょうが、まずは6回裏の左翼広部の懲罰交替、あれはいかんって・・・。あれを機に選手はすっかり委縮し浮足立ってしまって立て続けに拙守。そりゃ出るって、甲子園であんなことされたら。まだ高校生やもん。どんなものであれ、突き放すというか陰湿さを感じてしまうような采配は、監督に対する信頼や忠誠を奪います。というかそんなもの選手にはなかったと思う。あの回県岐阜商の選手は、目の前の明徳だけではなく、鍛治舎監督という敵とも闘わねばならなかった・・・・。所詮彼はもみ手の上手なサラリーマン、教育者ではないのです。

 確かに広部は秀学館時代に兄の面倒もみてもらっていましたから、言ってみれば家族同然、とか言うのでしょうね。だけど三年生から名誉挽回の機会を奪ってどうするのかと。また県岐阜商は二度に渡って死球を取り消されてもいました。肘や膝を出したのです。選手の勝ちたい気持ちの表れだけで片づけていいもんかと、多くの方がそう思ったことでしょう。同時に何故選手がそこまでするのか、あの懲罰交替でご理解いただけたのではないでしょうか。

 鍛治舎は就任にあたって、事実上の丸刈りの強制を廃止し、選手に寛容なところを見せたりしていましたが、誰に対するアピールだったのか、さすがは元広報宣伝部役員、その背景ごと透けて見えたとも思います。つまりはこの人、ええ歳して自分が可愛くて、あんまり選手については考えていない、そういうお方なのですわ。作新の小針あたりは昨日の試合を観て何を感じたか。まだ若いんだから、そろそろ判って欲しいと思います。そしてやっぱりこう思うのです、”ヒール校” に勝ち上らせたらいかん。

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 書いてて胃が重くなってきましたわ。今日はここまでにします。

 本日の勝者は、長崎商、専大松戸沖縄尚学盛岡大付、以上でお願いします。

 専大松戸vs明豊は好勝負の予感。天気は曇り、気温も低い。深沢一世一代の快投に期待!

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