今年ももう六月・・・・。そういえばブログを初めてそろそろ一カ月になります。なんだかんだ言って今年もここまで早かったですね。でも、この世界のすべての人が、たった一つのウイルスに向き合った期間という意味では、矛盾するようですが長かったかもしれません。
いわば新型コロナをめぐる攻防に明け暮れた、それだけの五カ月間でしたが、まぁ、色々とそれなりにはっきりとしてきたこともあったように感じます。
まず一つは、その第一波を上手く凌ぐことができた、という事実です。言ってる先から東京で30人以上の感染者が出たようですが、それでもここまで減らすことができたのは素直に評価できると思います。これは決してまぐれではなく、ちゃんとシナリオを描いて方針を打ち出し、それを我々が守った、その成果ではないでしょうか。
確かにPCR検査を抑えることで不満の声は上がりましたが、それをすることで医療崩壊を防ぐことはできました。俺たちを天秤にかけて、挙句向こうを取りやがって、そういう声もきっとあるでしょう。しかし検査をして陽性と判っても、残念ながら治療法がないこと、そして検査精度にも問題があり、偽陽性や偽陰性などが発生し混乱を大きくしてしまう可能性があったことなどを踏まえるなら、確かに我々は天秤にかけられたのかもしれませんが、結果的に得るものの方が多かったのでは、と思うのです。
もう一つはオールドメディアを中心に、PCR検査を”なぜしない”、”なぜできない”、”他の国はできている”、そう囃し立てる輩がわらわらと出てきて政府の方針に砂をかけ、医療現場の足を引っ張ったこと。そしてそう主張した自称専門家の多くが、実は学会からは相手にされない鼻つまみ者ばかりだったこと。更にはそこに一枚噛み政府を批判することが、”自分は医療や政治に対して結構深く考えているぜアピール”になると安易に考え、そのまま背乗りしようとするタレントやコメンテーターなどが押し寄せたこと。我々はそういった人たちの顔ぶれをよく覚えておかなければなりません。更にはそういった意見を引き出した司会者、番組の名前、スポンサーも同様に覚えておきましょう。何故なら彼らはタレントたちが勝手に喋ったのだと、まるで場所を貸しただけだとばかりに逃げるからです。
個人的に言わせていただけるならば、新型コロナウイルスやそれに伴う経済制限は、人の命や人生に大きな影響を与える深刻な問題です。無責任極まりないワイドショーやニュースショーで軽々しく扱うべきテーマではないと思います。
<本日の目を据えて瞼に刻みたい映像>
唐突に始まりましたこのシリーズ、色々と小ネタはあるのですが、栄えある第一回はツイッター上でも話題の二本、まずはこれっ!
1. 福山哲郎議員恫喝する
とにかく見てほしい。あまりにも酷すぎる。 #福山哲郎議員に抗議します pic.twitter.com/en0Vc8GtL4
— 黒瀬 深 (@Shin_kurose) 2020年5月12日
■ 解説
福山議員が、この腐れ御用学者めがっ!成敗してくれる!って感じで端からバカにして噛みついて、それで後から尾身先生が医療関係者にとって崇拝の対象であることを知ったのかどうかは知りませんが、平に謝ることになったというやつ。
尾身先生について、ここであれこれ私が口を挟むつもりはございませんが、敢えて旬のネタでもあり一言申し添えるなら、先生がWHO事務局長選挙に落ちて本当に良かったです。先生の肩書に傷がつくところでしたよ、ええ。
御用学者というのは確かにいるのでしょうよ。太鼓持ちみたいなのもたまにいるのかもしれません。ただ、テレビに出まくってる自称専門家の薬剤師なんかとは根本的に違うのです。しかしそこを混同しているワイドショーがあって、そして政治家があろうことかその視聴者と同じくらいにまで堕ちてしまった、そのサンプルとしてぜひ瞼に焼き付けて下さい。
次はこれ、
2. 最初から言ってたヒロミ
日本の死亡者数の低さを
— 🇯🇵🎌良🎌🇯🇵 (@goodsmallforest) 2020年5月13日
坂上「(政府が)なんか結果オーライみたいなね」
ヒロミ「俺も最初から言ってた。このまま収まれば自分たちはすごかったんだってことになる」
坂上「それだけは絶対に許さない」
この二人、死亡者数が多ければ絶対に政府のせいにする。
嫌いだわ~ pic.twitter.com/b4kNH31aCf
■ 解説
これは凄い・・・・。いま改めて観ても惚れ惚れします。
「俺も最初から言ってた」はぜひ上期の流行語大賞でお願いします。
東京アラートについても見事な逆神ぶりを発揮しましたし、ホント男の中の男ですわ。
二、三年前でしたかね、嫁がテレビ観ているのを横から覗いたら、なんとヒロミが出ているではありませんか!えっ、ヒロミってテレビに出れるんだ、全然面白くないのに・・?って驚きました。大きな事務所に移ったのかなぁ、とか、あっ、ケツ持ちは嫁か、とか色々と勘ぐりましたが、よっぽど人材難なのでしょうね・・・・。まさに彼は現在の地上波を最も体現した物件ではないでしょうか。どんどん仕事の幅を広げて下さい。小倉の後釜として帯で、とかそんな小さなことを言わないで、ぜひとも紅白の司会者ぐらい狙ってもらいたい。応援しています。それとヒロミ起用の新型ワンボックスカーのCMとかいうのも希望!絶対その企業の決算にダイレクトに影響を与えるほどのインパクト出るから。全車種販売台数減みたいな。
最後になりますが金平茂紀が報道特集のオープニングで一言吠えるやつを集めたのってないですかね・・・・?それだけまとめたのを時系列でぜひとも観てみたい。
土曜17:30からの10分間は、今の私にとって至福の時間です。"金平兄さん恰好いーっ!"とか"兄さん紙読まないでーっ!"とか、身悶えしながら観ています。当然嫁はそれを白い目で・・・・(以下略)。
ぶっちゃけおまえが録れよって話なのですが・・・・。いくつか録画したのはあるにはある。でも、容量がもったいなくって・・・・。レート低いし、編集とかそれをアップするスキルとかもないのですよね・・・・。勉強したいと思います。
因みにですが、報道特集はそれほど嫌いな番組というわけではないのですよ。膳場さんは筑紫信者なので苦手ですが、日下部キャスターは良いと思います。だから金平兄さんが仕切るまでは、17:40以降も時々見ていました、ええ。
十五年ほど前の話ですが、当時私が勤めていた会社が海外でヤバめの事件を起こしたのですが、その直後、速攻でこの番組のスポンサーになったのには苦笑しましたわ。結局、雑誌には叩かれましたが、この番組で報じられることはありませんでした。硬派の報道番組を気取っていますが、そんなもんです。