昨日開幕した第106回の夏の甲子園。甲子園開場100年大会と申し上げた方が、ここに来て下さる方には通りが良いかと。
さて、今日から前日の試合を注目選手の動きを中心に書いていこうと思っていたのですが、いきなり初日から仕事が押して、今帰って来て試合の録画を眺めております。さすがに細かく書くのは無理・・・・。
まぁ、駆け足で簡単に書いて、そのうちに必ずじっくり後追いします。
昨日一番ドラフトオタクどもの眼を釘付けにしたのは、滋賀学園の岩井でしょうね。いやぁ、ちょっとびっくり。
個人的な好みは健大の田中で、そこをブラすつもりはありませんが、この秋の評価はこっちが上でしょうね。
もともと田中はセンバツでじっくりとチェックされていますが、結局ベストナインや高校日本代表候補合宿にも呼ばれませんでしたから。
岩井の昨日の動きを見て、三位以内とか、去年の横山のケースがあるので、一気に外れ一位もある、そう言われ出すと思います。
ここで簡単にお伝えしておきたいのは、彼の規格外の走力や強肩よりも打席でのタイミングの取り方。間違いなく大谷を意識しています。投手が脚を挙げる段階で、前足を投手寄りに踏み込む早い仕掛けと見せかけて、そこから引き付けてほぼノーステップで打ちに行く。つまり引き付けと踏み込みの順番を従来の常識とは逆にする球聖大谷オリジナルな打法。
地方予選からこのフォームで打つ子が増えるだろうなとは思っていましたが、ついにほぼモノにした子が出て来たぞっと。
でっ、ちょっと脇に逸れますが、予選からそういった視点、大谷のマネをする子はいないかと注目していて、一番目立った子がいたのでここで紹介しておきます。
それは昌平の主砲山根。構え自体は腰を折ったクラウチングスタイルなのですが、そこから右脚の動きは大谷っぽかったですね。ただ腰を跳ね上げて打つ癖持ちなので、目線がブレるのが玉に瑕か。この癖がどう出るかも今後注視したい。
ただ予選決勝の花咲戦では、そのフォームで大宮球場場外弾を放ちました。恐らくこれは今後五年ぐらいは埼玉では語り草になるはず。この子についてもそのうち書いてみたいと思います。
とにもかくにも、今日は滋賀の岩井に尽きる初日となりました。
健大の主将箱山も存在感のあるバッティングを見せてはくれましたが、ほぼ評価は固まっているでしょうから目新しさはなかったですね。でも秋には上位での指名はあると思っています。
というわけで取り急ぎ報告まで。
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