Till Eternity

どこよりも遅く、どこよりも曖昧に・・・・

祝 第94回選抜開幕 など

 三月に入って初めての更新。正直ウクライナの件もあるのですが、新年度から仕事が忙しくなりそうで、っていうか、もうすでに忙しい。かなり凹んでます・・・・。

 ただ忙しさというよりも、憂鬱がブログの更新から私を遠ざけている、そんな気がしています、ええ。つまりナチュラルに仕事が忙しくなるのは嫌だな、と。

 薄々感づいてはいたのですよ、どうも不安や不満があると、自然ブログから距離を置こうとしていることに。私の場合、どうやらブログを書いて、そこで思いっきり愚痴って、そしてストレス発散、というわけではなかったようです。ここが逃げ場の筈だったのに・・・・。自分にとってのブログって何なんだろう? 少しばかりそう真剣に考えるようになっている今日この頃です。

 というわけで、まぁなんと申しましょうか気分は進みませんが、この二週間の中でこれだけは触れておきたい、というウクライナを巡るいくつかの出来事について取り上げます。まずはこれ、

www.afpbb.com

 結構違和感を感じている、というか、気分を害している日本人が多いのだとか・・・・。別にええやないか。そもそもやらかした事というのは時間が経っても決して消えはしません。それを無かったことにしようとか、古い話を蒸し返すな、とする方に無理を感じます。

 日本人はその後今日に至るまで、しっかりと国際社会に対して、償いも貢献もしている。もちろんそれでも足りない、とする方々がご近所や国内にも多いのですが、こればっかりは個々の判断なので詮無い話、言わせておきましょう。

 要は、歴史は書き換えられない以上、過去の過ちは潔く認め、決して忘れてはならない。次世代に語り継ぐことも必要。だからそれも怠ることなくやりましょう。そして同時に、戦犯と蔑まれた我々であったが、その後の現代史において確固たる地位を築くまでに至った、という事実もしっかりと次の世代に伝える。そしてそれを誇りに思い、何より父や母、先人に対する敬意を払うことができれば、今回の件なんて、いちいち目くじらを立てる必要はないのではないかと。

 むしろこっちがどうかと感じるな、

www.nikkei.com

 なんなんこれ・・・・? 先方が有事にあるということを理解していないのか、そこに思いが至らないのか。「演説内容も両国合意の範囲にすべき」って件も謎。どうせ、軍備の必要性が再確認され、それにある種の普遍性が帯びることを恐れているのだろう。

 ”どんなに国と国との間の約束があってさえも、簡単にそれは反故にされ、攻め込まれたり、見捨てられたりするんだぞ、今の私たちみたいに”、ってところを訴えられることが嫌なんやろ。まさにそれこそが魂の叫びだというのに。

 共産との共闘を前提に、平和や9条死守を夏の参院選の旗印にして自民との違いを鮮明に打ち出したいだけに、軍備拡張や憲法改正の声が大きくなって世間に浸透してしまうと拙いのでしょうな。アホらしぃ。

 一方でこれはさすがに興味深い、もしくは懐深いと言うべきか。

sp.m.jiji.com

 演説を認めたドイツは立派。我々日本人も、ゼレンスキーのこの国に向けられる言葉に注目すべきだし、どんなに耳に痛い内容であってもそれを真摯に傾聴したい、そう思いませんか?

 次はロシアの極めつけのこれ、

www.afpbb.com

 必ずやるとは思ってました。そして更にはこれ、

www.cnn.co.jp

 なぜ口シアでSNSが規制されるその一方で、国営テレビでニュースの放送中に職員がこのような暴挙に及ばなければならないのか・・・・。あくまで私なりにですが極論すれば、ロシア政府にとってSNS上には真実があるので手に余るが、テレビを始めとするオールドメディアは嘘で言いくるめられるのでそのままでいい、つまりはそういうこと。程度の差こそあれ、この国も似たようなもん。テレビや新聞はプロパガンダとの相性が良いのです。ワイドショーやニュースショー、そして赤旗聖教新聞がまったくもってつまらないのに(失礼)、一向になくならないことでもそれは判る、あっ、朝日新聞東京新聞もね。自民党における産経新聞の役割も一緒です。

 他方、SNSはといえばそれには向かない。その土俵に乗れば個人も組織も独裁者であってさえも、数多の星屑のーつでしかない。つまりそこに太陽は存在しません。キラリと輝きたかったら、自ら気の利いたことをしてみせるしかない。だから仮に大統領がそこに下りてきてそれをした場合、自分たちと同じ括りの人、という風に捉え直されるのだろう。トランプ人気が依然高い理由もそこにあるのではないか? もちろん嘘も多い。ので、みんな競って見極める力量を磨こう。きっとここなら真実を探し当てることができると思う。

 このロシアの一件で思い起こされるのが二十年前近くですか、故筑紫哲也が「ネットの書き込みは便所の落書きのようなもの」と切って捨てた出来事、懐かしいですね・・・・。

 彼は自分や同僚たちの存在を、太陽だと勘違いしていたのだろう。宇宙の闇に向かって、光や熱を与えられるのは自分たちだけ。だから有難く受け取るように、そんな感じか。なぜオールドメディアは特権意識が強く独善的で驕りや欺瞞に満ち満ちているのか、ご理解いただけるのではなかろうか。

www.joqr.co.jp

 カッコ悪いのはおまえだよっ! まったく開いた口が塞がりません。

 テレビを見たり新聞読んだりするのは一向に構いませんが、くれぐれも突っ込み入れながらそれをしてくださいね、ええ。

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 というわけで、唐突ですが今日から春の甲子園が始まります。本当は一週間前ぐらいからもっと真剣に掘り下げて予想したかったのですが、それが叶わなくなった以上、今日から自転車操業で予想していきたいと思うのです。

 まず今年の選抜の特徴ですが、ヒール校が少ない、というかほぼいなくなった点が挙げられるのではないかと。唯一のヒール候補だった京都国際がまさかの辞退、

www3.nhk.or.jp

 個人的に嫌いなチームではないのですが、あの校歌、やっぱ世間はヒールと見做すのでしょうね。それが直前でこんな展開を迎えるだなんて・・・・。最低でも三度はあの校歌(くどいな)が甲子園に流れると覚悟していた方も多いはず。それが近江に化けたわけで、何と申しましょうか、琵琶湖の水面に映る雲一つない青空を眺める、そんな思いです。

 ただでさえ明徳、智辯和歌山、帝京の御三家が揃って早々に敗退するという僥倖に恵まれたうえに、常総県岐阜商盛岡大付属も見合わせたのだから自然胸を撫で下ろしている自分がいます。甲子園が澄み切った早朝の空気で満たされ、思わず深呼吸したくなる、そんな大会になるのではないでしょうか。

 ただ今はどうしても年度明けから仕事のことを考えてしまい、憂鬱でそれどころではないのですけどね、ええ。純粋に春の甲子園を楽しめる日々が来ることを願いたいと思います。

 それでは例の如く初日の予想を、

 浦和学院大分舞鶴

 まぁ普通に言えば圧倒的な戦力差で浦和なんですが、森士の血がどこまで濃いいのかを思い知る試合になると思います。

 開幕戦で舞い上がる新人監督、というのはよくあるわけですが、相手は初出場ですからね、もっと舞い上がっていることでしょう。運の強い息子だと思う。

 大分舞鶴にハンディ5

 

 和歌山東倉敷工

 案外縺れる。前評判的には和歌山東、と思いきや、熱心な地元ファンで湧き上がるはずのアルプスはほぼ無人。あてが外れ、心細くもなり初出場の公立校ならではのひ弱さ、勝負弱さが出て終盤逆転を許す展開か。

 和歌山東にハンディ1

 

 九州国際大付 ー クラーク国際

 神宮大会の再戦。一冬越したクラークのマウンドには見違えるような辻田が、と言いたいが、身体の重そうなあのタイプは一冬ぐらいでは変わらないと見る。

 クラーク国際にハンディ3

 

 今のところ優勝は山梨学院ではないかと密かに思っています。もちろん希望込みで。