Till Eternity

どこよりも遅く、どこよりも曖昧に・・・・

地方の輝く時代に

 北京オリンピックは佳境に入りました。まったく観てない私が言うのもなんですが、選手の皆さん頑張ってくださいね、ええ。ただどうも大会自体には、スッキリしない部分が付きまとっているようです。

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 平野選手、逆境の中の金メダルおめでとうございます!

 一方でこっちについては茶番どころか、もっと奥の方になんかありそう・・・・。

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 この裁定の裏に、北京五輪開催中のロシアのウクライナ侵攻を巡る取引があったのでは、などと勘繰ってしまう、そんな心の曇った私がいます。まあ深読み、というか考えすぎでしょうか。

 さてさて一方、国内のスポーツに目を転じれば、キャンプも竹縄ってことで盛り上がりそうなもんですが、やっぱり話題は北京五輪。新庄ビックボスの力を以てしても無理って感じか。

 そんな中でもあれこれドラフトを巡って書いてきましたので、特に新人選手を中心にウオッチは続けております。がっ、今のところは特段書くほどのことはない。鵜飼や田村、また昨日は個人的にこのキャンプで一番注目している桐敷がシート打撃に登板し上々の滑り出しを見せてはくれましたが、

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 まだまだここで取り上げるのは時期尚早。裏を返すと去年の佐藤や牧のように、この時期から特筆に値するような選手がいない、ということで、まぁ去年のドラフト自体が地味ドラフトでしたからね、ええ。そこに一抹の寂しさは感じております。

 それよりむしろこっちが気になる、

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 平田よ、井上はおまえのオモチャじゃないんやぞ。台湾で入団前の横山を使い潰した前科は一生消えない。それにこいつが二軍監督としてただの一人としてまともな野手を育て上げられない裏に、何かがあるってことにいい加減球団も気づけよ!

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<本日の深読み>

 LEAGUE ONE の地域性

 先月、ラグビー新リーグについてあれこれとイチャモンを付けました。

tilleternity.hatenablog.jp

 その中で、東京、及び東京周辺にホームタウンが集中する各チームの姿勢に疑問を呈しました。BR東京、S東京ベイ、BL東京、GR東葛、東京SG、SA東京ベイ浦安・・・・。なんなんこれっ? 東京ベイが被るあたりは一種の同調圧力なのか? 企業を超えて申し合わせたように連鎖するというのは以心伝心かもしれない。恐らくは親会社の中の同じような立場の人材が同じタイミングで新チームの立ち上げ担当になって、同じお題について考えるから自然同じになったということか、恐ろしい。

 まぁ東京周辺に拘る気持ちは判るのですよ。たとえば大半のチームが練習施設やクラブハウスなどの設備投資をすでに一通り終えているわけで、まだ一銭もその回収ができていない中で、それを捨てて地方に行けなどと簡単に言うなと・・・・。そこは仰る通りなんだけど、そこに引っ張られて六つものチームが東京周辺に密集するというのはどうなのか? というか、プロスポーツの興行って、そもそもそこから逆算してやるもんではないと思うのだが。

 因みにD3のクリタウォーターガッシュ昭島の練習施設・・・・。

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 それはそれは立派なこと。しかも大型商業施設の隣、素敵♫ 。確かにもったいないわな・・・。こりゃここから出ていくのは無理かも。

 まぁイングランドのプレミアL(サッカーの方)もロンドンを本拠地としているクラブが五つ・・・・。しかしこちらは埼玉にも横浜にもーつづつあるので、12チーム中関東に8チームが集中。これではリーグの構成としてもはや破綻してないか? いやマジで言っとくけど、昭和後半のパリーグはそれで失敗したことをお忘れなく。

 でっ、ことほどさように首都圏に拘るこの姿勢を通じて改めて感じるのは、やはり地方のマーケットに対する不信感か? 新リーグの中の人って、みんな東京の本社勤めの人ばっかりなんだろうな。東京にいなきゃ情報や流行、ひいては文化を発信できない、というのは百歩譲って平成までのお話だと思うよ。

 

 Case1:長崎

 私が現場に出たのはこの7、8年のことなので、ここからの話は決して大した経験ではありませんが良い機会なので少し書かせていただきます。

 まずは関東から九州まで手広く釣り具店のチェーンを経営する企業のオーナー社長と差しで話をする機会をいただいた時のお話。

 最初、商売そっちのけで、”釣りは今やスポーツであり文化ですよね” 、そんな話を私から切り出したと思います。結構盛り上がって、打ち解けたところで先方からこんな質問が、

「ところで私ども、どこで儲けさせてもらっていると思いますか?」

 一応、大の釣り好きのふーちん氏から予習としてレクチャーを受けておりましたが、いきなり ”どこで?” と振られてもなぁ、まず ”どこ” というのが地域なのか店舗形態なのか商品なのか、という問題もあるし悩ましい。とはいうものの黙っているわけにもいかない。そこでこう答えた。

「ええっ・・・、やはり瀬戸内海でしょうか・・・?  六つの県に面していますし、何より穏やかで釣りスポットも豊富と伺っております。なんでも最高の鯛が釣れるそうで・・・・」

 オーナーの顔は冴えない・・・・。どうやら外したようだ。

「・・・・あっ、そうそう、女性じゃないですか、ええ、ええ。最近増えてますよね、釣り好き女子。知り合いの太公望も沖に出るのに船を予約するそうですが予約が常にいっぱいで半年待ちだとか。なんでも女性を中心に殺到しているらしく、女性が興味を持ち出したジャンルには、目ざとくオトコが集まりますしね、ええ。釣りコンなんかもあるとかで、ええ、ええ」

 いかん、オーナーの顔は曇ったまま、おいおい二連敗かよゲロゲ口。もうあかん、判りませんわ・・・・。

 そう素直に言葉にしてみせると、待ってましたとばかりに笑顔のオーナーから一言、

「長崎なんです!」

「・・・へっ・・・、な、長崎・・・・。」

 なんでも長崎は釣り好きが多く、釣り人口比率も全国1位なのだとか。魚もいろんな種類が年中釣れるらしい。そして社長の言葉を借りると、”釣り好きの層が厚い!” のだそうです。

 想像するに、女性をはじめとするライト層や、釣り抜きでは人生が成り立たないようなコア層だけではなく、きっとミドル層が厚いのだろう。そしてそういう方々が値段が高価なうえ利益率の高い釣り具を揃えてくれるのだとか。しかも買い替えのサイクルも早いとのこと。一家に必ずレベルの高い釣り道具がー式揃っているのだろう、長崎の家庭では。

 この一連の会話を通じて思い浮かべたのが二つあつて、一つはタコ焼き器。学生で東京に出た際、結構訊かれた

「おまんえんちって、タコ焼き作るやつあるんだろ、やっぱ?」

 あるわい、間違いなく、年季の入ったのが。タコ焼きは関西の文化。家族でそれを囲んで楽しみながら作るんだぞ。ただし言っとくが、作っても二、三か月に一度。毎週のように作ることはないし、それを買い替えるようなこともない、一生もんや。

 二つ目、それは富山の薬売りとその薬箱。常備薬として今風に言えばポストペイ。年ごとの更新。これも実家にあったな。

 つまり整理すると長崎のご家庭にとって釣りとは、家族の絆を確認するようなレクレーションであり、釣り具とは当然最新のものをー式揃える必需品でそのメンテナンスにも怠りはない、そんなところか。

 実際こんな動きもある、

www.nib.jp

 長崎を「釣りの聖地」に、ですか。ぜひ進めてください、ふーちん氏とともに応援します!

 地方のイメージというと、我々の世代にとっては ”明るい農村” というNHKのドキュメンタリー番組を思い起こす、というのは極端だろうか。後継者難で輸入農産物に圧倒されていく農村。さらにお米離れやサンチャン農業に嫁不足というワードは、そこにまつわる暗いイメージを加速させる。つまり決して明るくはない。だからこそのこのタイトルなんだろ、子供心にもそう見透かしていたような気がする。まぁ今もそういうイメージなのかは判りませんけどね。

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 ふるさと創生や地方活性はお題目や手を変え品を変え、今に至るまで何度も政府主導で繰り返された。しかし都心への一極集中の流れは微動だにせず、地方は取り残されるばかりである。しかし、である。その反面、先に取り上げた釣り具店チェーンにおける長崎のように、間違いなく一企業の屋台骨を支えるだけのマーケットになり得ている事実は見落とされがちである。そのポテンシャルは決して侮れるものではない。地方の街とは奥深いものなのである。

 Case2:高知

 次のお話は仕事を通じて得たものではないのですが、地方の、それもある意味最果てともいえる街が繰り出した値千金のホームラン!

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 聞くところによれば二十年前、赤字になれば即廃止、という状態からここまで押し上げたという。来年度には1,000億にも手が届くところまで来ている。

 1,000億という数字が、スポーツビジネスにとってどれだけ大きなものか。先月広島カープの経営状態について取り上げました。

tilleternity.hatenablog.jp

 去年度のカープの売上高が85億。恐らく損益分岐点は90億弱。高知競馬の売り上げはその十倍・・・・。ナイター開催やネット馬券、コロナや馬娘効果など、いろんな追い風もあるのだろうが、まったくお見事の一語に尽きる。巨人や阪神がどんなに頑張っても300億がいいところ。ヤンキースでも600億。FCバルセロナで何とか、という数字。それを一地方のマーケットが売り上げとして叩き出しているのだから驚きである。

 ここからはあくまでも肌感覚の話になるのだが、高知競馬は恐らく ”一発逆転ファイナルレース” などを先駆けて導入し、全国から注目されているからこその数字なのだろう。しかしその土壌、県民性が上手い具合に重なったからのようにも思う。

 宵越しの金は持たないという気性。そのあたりの源泉は、高知市内のひろめ市場で鰹のたたきと揚げ餃子をつまみに、昼間っから大酒を喰らって大盛り上がりの地元の方々の姿を思い出すたびに宜なるかな、そう感じる次第である。四国は四県でも県民性は見事に違っていて、高知を頭に時計回りで愛媛、香川、徳島と、金の使い方を例にとるとシビアというか現実的になっていくのだという。確かに徳島で同じことをやっても難しかったかもしれない。

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 Case3:米子

 競馬で思い出すのは場外馬券場である。現場に出る前年、毎週のようにJRAの本社に伺って打ち合わせをしていたことがある。当時、彼らの最大の悩みは都市部の場外馬券場の扱いであった。売り上げこそそれなりに貢献してくれるものの、近隣からの苦情は絶えず、間違いなく街にとって鼻つまみものであった。なので何とか馬券の販売をネットに移行できないか、ということであった。確かに今でも梅田のWINSなどは異様である。

 当時は年末恒例の有馬の売上が、確か全盛時の三分のーまでに落ち込んでいた、そんな暗黒期でもあった。なんとか若者が競馬に興味を持ってくれまいか、そんな願いを込めてイケてる男女を配したCMを作ったようだが思わしくはないようであった。あれから十年近い月日を経て、今では馬娘のブームもあって去年の有馬も400億台を維持、悲願であった若者の関心を買うことも叶ったようだ。しかしそれでもピークの半分でしかない。しかも、若いとはいえ馬娘に熱心な面々とCMの溌溂とした若者の姿との間の乖離は、恐らく埋めがたいものがあると想像する。中央競馬の悩みは尽きない。

 そんなJRAとのやりとりも記憶に新しいまま米子の場外馬券場を訪れた。正直衝撃であった。私の中の場外馬券場は薄汚れた都心の片隅に佇む魔空間。米子のそれはここでレースをやってるんじゃないの、と思わず勘違いしてしまうほど見事な威風。その瞬間、咄嗟に繋がったのが米子の先にある境港の漁師たちの存在である。西日本ーの漁獲高を誇る港町を支える彼らの日常は深夜二時に沖に出て、我々が寝床を這い出る前には港に戻り、なんやかんやでサラリーマンの始業時間あたりで仕事を終える。おそらく昼からやることはない。そんな気風の良いお兄さんやおっちゃんたちがここに通い詰めているのか。言うまでもなく先に挙げた高知も漁師の街であった。高知競馬と相通ずるものがあるはず。きっとこの鳥取の街の漢たちも、宵越しの金になど興味がないのであろう、そう勝手に確信するに至った。

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 ここで LEAGUE ONE の話に立ち返る訳であるが、ギャンブルが健全であるのかないのかの議論は置いておくとして、奇麗ごと抜きにプロ化された今後のラグビーのビジネスについて思いを馳せると、それは bet 抜きで語ることはできない。少し古い記事ではあるがそれによれば、サッカーベットの商業規模はー説にはサッカーマーケットと同等、もしくは上回るとも言われている。これを放っておく手はないだろう。

www.nikkei.com

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 図らずも上の記事が警鐘を鳴らすように、賭博には八百長が付きまとう。しかし日本の場合そこまでエスカレートはしないとも思う。totoなどを見る限りだが、比較的穏やかに定着しているからだ。

 LEAGUE ONE に望むもの

 今後 LEAGUE ONE が収益の拡大を目指すならば、いずれ独自のbet、たとえばライブベットなどを含めて検討すべきだろう。できれば選手の年金やセカンドライフ支援なども抱え込む形が理想である。

 そういう意味では競馬界が直面している課題や成功事例は大いに参考になるだろう。また今回競馬について、あくまでも地方のポテンシャルを示す一例として、また私自身の経験を通じたものとして上げさせていただいた。IR反対の立場である私の言説にどれだけ説得力があるかはわからないのであるが、パチンコ、そして競馬や競輪、競艇などが活況を呈する街というのはいかがなものか、という思いは正直なところある。これまた私事ではあるが船橋に住んでいた経験がそれを言わせるのだ。

 やはりサッカーなりバスケなりラグビーに置き換える方が望ましい。大観衆を飲み込むスタジアムでスポーツ自体を圧倒的な一体感と共に楽しみ、betはあくまでもサイドメニュー、という枠の中を抜け出て欲しくはない。地元住民や自治体としての理想もそっちであることは言わずもがなである。

 また高知競馬の売り上げは右肩上がりだが、競馬場への入場者数自体は低迷を続けている事実も見逃せない。そういう意味では地方活性化の道半ばかもしれない。また最終レースの仕掛けも他の地方競馬が真似てくるだろう。今後どう差別化を図り売り上げを維持していくのかが課題となる。次の打つ手が何であるのか、このあたりについてもラグビー関係者は注視すべきだろう。

 ただ、高知という日本の一地方が、世界で最も人気のあるスポーツチームFCバルセロナが稼ぎ出すのとほぼ同規模のカネを生み出しているという事実は、まさに痛快な出来事だ。同時に地方には中央の物差しでは測れないポテンシャルが眠っていることを雄弁に物語ってくれる。それを見出すことはスポーツビジネスに携わる人間にとって醍醐味ではないのか・・・・? この部分だけでも LEAGUE ONE の関係者にお伝えしたいものである。

 まぁ地方のどこであってもスポーツのプロ興行が成り立つとまでは言わない。それぞれの特徴や強みは様々だ。長崎に独自の文化が育まれたように。しかし一度そこに根を下ろせば予期せぬケミストリーが生まれる可能性はある。それが思わぬ鉱脈を掘り当てることになり得るかもしれない。しかし東京近郊に拘る限り、そんな僥倖に出遭うことはない。

 たとえば金沢市富山市のちょうど真ん中あたりに、オシャレな新球場と商業施設の併設を前提に、スワローズかマリーンズを誘致してみればいいのに、そう良く思う。北陸を代表する二つの都市の間であれば、年に70日の興行の開催、200万人の動員も可能ではないか。さすればおのずと90億の売上も見えてくる。また日本海に面した裏日本の街からそういうプロスポーツチームが出れば、この流れに続けとばかりに地方は更に活気づくと思うのだが。甘い見立てだろうか・・・・。

 ラグビーの場合は野球よりもハードルは低い。年間10試合ぐらいの開催で、30~40万人の動員。支配下選手やスタッフはプ口野球の半分以下で年間の売上が40億ぐらいを見込めれば十分にやっていけると踏む。それぐらいなら米子がそうであるように、地方の県庁所在地でなくても可能ではなかろうか。米子の場外馬券場の売上が年間40億を下回るとは思えない。

 残念ながらそのあたりについてソースがないので、仮に40億だとして話を進めさせていただく。重要なのは米子なり境港なり安木なり倉吉なりという山陰の町にも40億のマーケットが存在している、という事実である。それがグロスで何千人なのか間接含めて数万人に相当するのかは判らないが、年にトータルそれだけを払うという競馬が好きな人たちが束になってその地域にはいて、そのお金が食費や光熱費などとは別に間違いなく用意されているということ。後はその生活には不必要な勘定科目の中に割り振られた有り金をどうやってこちらに仕向けるか、ということだろう。競馬やパチンコ、力ラオケ、もしくはタバコ代との勝負ということか。まぁそのあたりは意識せず、純粋にラグビーをどれだけ魅力のある存在にできるのかに掛かっている。

 先ほど良いこと尽くしの高知競馬場も入場者数には苦しんでいると書いた。ラグビーの試合への動員はどうか、という課題はある。しかしその数もシーズンに十試合ほど。祭りが年に十日あると思えばいい。それなら付き合うか、そう思ってくれる層はそれなりにいると見込む。商圏25万人ほどの地域であってもなんとかなるのではないか。動員の回転率もJリーグに倣って高くていい。最初は全席年間シートにしてもいいぐらいだ。

 誤解がないように繰り返すが、立派な場外馬券場のある米子市を引き合いに出したのは、あくまでも仮想の話としてである。重要なのはこれぐらいの可能性を秘めた街は全国にいくらでもある、ということ。プロラグビーのチームが食っていくための40億が浮いている、もしくは剥ぎ取ることのできる、そんな磨けば光る町は探せば案外どこにでもあるのでは、という話である。

 仮にそんな町に LEAGUE ONE のチームがやって来たとしよう。幸いにも親会社は国を代表する大企業ばかり。地方に下ったその企業をそしてチームを、街は諸手を挙げて迎えてくれるはずだ。

 そんな簡単な話なわけないだろ!、確かにこの一方的な流れ、そう呆れられそうではある。しかし地方にはそれぐらいのポテンシャルは十分にある。見くびってもらいたくはない、そうはっきりと申し上げておきたい。

 無論初期投資は大変だろう。特に新球場や商業施設もとなると一大事業。しかしそれを手土産に地元入りするからこそ歓迎してもらえるのではないのか?

 最後にもう一度繰り返す。 LEAGUE ONE の各チームは、とにかく我先にと競って東京を出るべきだ。今なら条件の良い街から選び放題。以前も書いたが地方には図体ばかりがでかくなって始末に負えない競技場が履いて捨てるほどある。あくまでも自前でそれを専用スタジアムに造り変えてみせることで、地元の人々を驚かせ、そこに眠っている潜在的なファンの心を躍らせることから始めてはどうか。それらの資産を最大限活かし地方での足場を固める根城として欲しい。

 今ある都内の施設、設備や練習環境なども、国内リート市況が熱いうちに売り抜ける、もしくは譲渡しておいた方がいいのではないか? 大きなお世話だろうけど・・・・。

 いずれにしても、関東8、東海2、近畿2の偏ったチーム分布では、この先 LEAGUE ONE は細っていくだけだろう。

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