Till Eternity

どこよりも遅く、どこよりも曖昧に・・・・

こないだ速報 22/ 1/14

 昨日の昼、蔦さんと小嶺氏について書きました。その中で小嶺氏が生前、自らマイクロバスを運転して、県外の強豪校に遠征に出かける記事を紹介しましたが、実はそれを改めて読んで、真っ先に思い浮かべたのがこの山本監督でした。

hochi.news

 前回の中で、上の記事についても触れておきたかったのです。がっ、長くなりそうなので分けてみました。

 実は去年の春、このブログで山本監督を応援している、と書いたのですわ、トホ。

 

tilleternity.hatenablog.jp

 名監督になる素質もある、そう思っていただけに残念であり、彼を持ち上げた責任も感じます。この容疑が本当であれば、前回倉敷で監督していた当時の保険金詐欺も、本当にやってたとしか思えんし・・・・。

 ただ、この人の甲子園に対する執念に、心打たれたのは事実である、ということは白状しておきます。それが悪い方に出たのか・・・・。まぁ状況を見守りたいと思う。

 

 次に日ハムのドラフトの回で、松坂について触れました。MLB時代の彼の信念には、まさに日本野球の矜持を感じたのですが、ちょっとばかり綾をつけておきたい。

www.nikkan-gendai.com

 引退セレモニーに、小倉氏どころか渡辺さんを呼ばなかった、というのはどうなのか・・・・? 百歩譲って、「日刊ゲンダイ」ごときに連載を持つ曲者の小倉はいいとして、渡辺さんは呼ぶべきだろう。別で一席設けているのかもしれないが、やっぱこの仕打ちはないと思うぞ。ちょっと、というか、かなりガックリですな、ええ。

 

 次に、高校サッカーについて取り上げた序でに、これについても書いておきますね。

sportiva.shueisha.co.jp

 これってどうなんでしょう? ぜひサッカーオタに訊いてみたいな。まぁ、高校サッカーの場合、各クラブのユースチームが参加しない選手権に意味などない、で片付くのかもしれんけどさ。

 因みに今回の花園ですら三校の初出場があって、去年の夏の甲子園には五校。五十歩百歩と見る向きもあるかもしれないが、狭き門であるが故に、一校の差でも大きな違いがある。だからこの数字は、寡占化の兆候と捉えられなくもない。しかも青森山田に至っては四年連続の決勝進出。まさに高校サッカー高校ラグビー化が始まっている、そうとしか思えないのですよ。競技人口は恐らく五十倍ぐらい違うというのに、拙くないか・・・・?

 高校野球もPL、駒大苫小牧の二校が三年連続夏の甲子園決勝進出というのがあるけど、四年続けてというのは近年ない。当時のPLはプロで170勝の桑田がエースで、500本塁打の清原が四番でしたし、しかも一年の時から。駒大苫小牧にもMLBで五年連続二桁勝利の田中マーがいたわけです。まぁ、青森山田松木、宇野の今後の活躍に期待することにします。

 

 最後にこの記事、

www.nikkansports.com

 この事実について書かないのですか、とリクエストをいただきましたので取り上げます。

 実はこのブレイク・ファーガソン選手ですが、13人制の元豪代表で、ドラッグについては限りなくグレーの経歴の持ち主でした。そういう選手をしっかりと身体検査できなかったNECに瑕疵はあると思います。ただ、じゃぁおまえがNECグリーンロケッツ東葛の関係者だったら、この選手を撥ね付けられたか、そう問われたら、正直言います、無理だったと思う。

 恐らく、というか、間違いなくこの選手をリクルートしたのは今期からディレクターに就任した元豪15人制ラグビー代表HCのマイケル・チェイカ氏だからです。

 チェイカ氏は南北のそれぞれのクラブチーム選手権を制した経験を持ち、前回、前々回のW杯でワラビーズを率い、15年には年間最優秀HCに選ばれるという、いわば超大物。さらにこの方、アパレル会社を起業し大成功を収めた大立者でもあり、つまり一生遊んで暮らせる大金持ち。その彼が何故、日本の適当なリーグ(失礼)のディレクターに就任したのか? 青臭い表現で恐縮ですが、純粋に ”情熱” 以外ないと思います。ラグビーをメジャースポーツにする、という。

 他チームの外国人HCは皆、日本に稼ぎに来ているのに対して、この方の場合はラグビーが大好きだから、というだけの理由でチームに噛んでいるのです。多分、NECも大した額を出してませんわ。だいたいグリーンロケッツ自体貧乏チームだし。

 それだけに「この選手を獲って欲しい」、そう彼に言われれば断れない、というかその余地は限りなくなかったような気がするのです。NECが真剣にファーガソンの裏取りをしたかは判りません。しかしそれをしたところで、今回の件を避けられたとは思えないのです。

 チェイカが今後、この国のラグビーにどんな爪痕を残してくれるのか、少しだけですが期待しようと思っています。

f:id:TailEnder:20220114005825p:plain

 というわけで、私がボヤく基準というのは、「それ、何とかなったでしょ!」ってラインかもしれませんね。

 改めて開幕戦が中止になった件ですが、選手はみんな、去年、いきなりファンを裏切ったことについて少なからず責任を感じていたであろうし、今年の開幕が新リーグとして特別なものであることも理解できていたと思うのです。まして彼らはプロ、ファンあっての LEAGUE ONE 。特に開幕戦は、当初から1カードだけ切り出されて行われる予定だったわけだし、チケットの売れ行きも翌日からの試合と比べると別格でした。それであれはないだろと・・・・。

 こういうのって、組織のトップの在り方が問われてくると思う。逆に言えば、協会がビシッと通達というか、メッセージを出していれば締まるんですけどね。そのあたりの発信力もない。

 結局、新設ポストの理事長の玉塚に謝らせて終わりって、呼んで来たの三か月前だぞ。初仕事があのお詫び・・・・? ここまで読めてて連れて来たんじゃないの、ってぐらい悪運強いわ、あの二人。

 そもそも開幕戦だけ特別仕様のセレモニーもあったそうですし、大口のスポンサーにもお披露目も兼ねて来賓として出張らせてたわけでしょ。かなり不信感持たれたって話ですぜ、去年とおんなじこと繰り返しやがったって。せめて新しいオチぐらい用意しとけっ!

f:id:TailEnder:20220114013416p:plain