Till Eternity

どこよりも遅く、どこよりも曖昧に・・・・

2021 衆院選を振り返る 今さらながら編

 ということで、衆院選終わりました。四日も過ぎてからこんなこと言うのもあれですが、まさに悲喜こもごも、色々とあったようですね。贔屓目抜きで、自民完勝の立憲惨敗。維新圧勝の共産完敗だと思うのですが、この見立て如何でしょうか・・・・? ”どこよりも遅く” をモットーにしている当ブログ、今後ともご贔屓に宜しくお願い申し上げます。

 さてさて、立憲民主にとっては今回勝たないでいつ勝つの、って感じ。まさに今シーズンの阪神ですわ。人災とも言えるコロナ禍によって民衆の怨嗟は沸点に達し、東京五輪の中途半端なままの開催には都民のみならず国民の怒りにも火を点けた、そんな筈でした、ええ。

 阪神も開幕と同時に唯一外国人を揃え戦力整え準備万端、6月末までに7ゲーム差をつけ楽勝ムード、オリンピック休暇で心身ともにリフレッシュ・・・・、でした、確か。

 ところが蓋を開けたらってやつですわ。

www.tokyo-sports.co.jp

www.daily.co.jp

 お互いに甘過ぎた、ってところか。

 まぁ阪神に唯一救いがあるとすれば、身内にこういう基地外がいないことか、

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 愚かなのは日本の有権者ではなく、ええ歳して未成年の娘を漁るあんたやろ、しかも偽名で、ねぇ前田さん? 文部大臣になる夢が潰えてよっぽど悔しかったと見た!
 こっちは似たようなことしてましたが、堂々と出馬してしっかり結果出しましたな、

www.asahi.com

 これは立派! 嫁は嫌いですが心の底からリスペクトします。名誉挽回を果たしたとも思う。

 こういう正面突破できる方がいる反面、その裏で何にもせんと、後ろに回ってウジウジ言うだけの輩もいる。その違い、こうしてはっきり見せてもらいました。

 前川よ、世の中に文句言いたかったら選挙にでも出てみろやっ! 米山氏の様に恥を認め受けとめてみろ! 過ちは誰でも犯す。でも別の形でこうして取り返せるってこと。だから新潟県民は、その勇気に応えたのでしょうよ。

 米山氏が果たして、「日本の有権者はかなり愚かだ」なんて思っているだろうか? ”政治家が言えないから僕が” という保険の掛け方もまさに卑劣の極み。選挙というのはその結果だけではなく、それを巡ってこういう最低の人間も浮き彫りにしてくれるのですね。それだけでも意味があったんじゃね。あんたの汚名は死ぬまで消えんよ!

 しっかし今回の選挙報道、オールドメディアは相変わらずだったようで、

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 各TV局の出口調査結果だそうです・・・・。

 更にダメ押し、

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 だ、大丈夫か? 時事通信・・・・。そういえば微妙にこういのもあった、

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 でっ、選挙の翌日になってさえもこの有様、

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 さすがは朝日、他紙との間には明確な差が・・・・

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 一方、立憲共産党の結果については、各紙どのように扱ったかというと、

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 もう朝日、毎日は読む必要ないやろね。読んでたらパラレルワールドに脚を踏み入れることになるぞ。

 そして東京新聞はというと論外。立憲・共産の結果についてはまったくのノータッチって、ある意味これと同じところまで墜ちた、

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 まさに大政翼賛状態! これからは東京新聞はイロモノ扱いで良いと思います。

 ねっ、もう新聞は読む価値ないでしょ!

 

 でっ、枝野が詰め腹切るので、志位も辞めるのかというと、当然これ、

www.sankei.com

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 これで21年やってます。そもそも委員長決める選挙なんてないし。まさに中国共産党と一緒。それでも習近平で9年目やから、こいつがどこまでドス黒いかってことですわ。

 こいつも辞めんやろね・・・・。

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 最後になりますが、今回の選挙結果で感じたのは、若い方ほど保守化してるってこと。

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 これはテレビ局が用意した、しかも選挙後に取り繕うように出して来たものなので、どこまで鵜呑みにできるかはわかりませんが、立憲、共産サイドとしては、若者の関心がどこにあるのか、そこを読み切れなかった。LBGTだのジェンダーだの学術会議に果ては入管法に森友・・・・。それが選挙の争点でいいの、っていうぐらいワイドショーネタを盛ってたけど、そんなん若い子興味ないやろ! だいたいテレビなんて観てないし。

 立憲、共産にすれば、若いのはみんな国会の前でバカ騒ぎしていた SEALDs の連中みたいにパッパラパーばかりだと見誤ってたのでしょうな。あれは実際賢そうには見えなかった。大学もイマイチな奴ばっかりで。

 今回の選挙会場で、出口調査のマスコミに対し、若い人ほど無視して帰っていった、という情報もある。そう考えるとあの出口調査結果も納得。今の若者は決してバカではないのです。我々の頃よりもしっかりしている。未来は明るい♪

 ただこういう数字もある。

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 立憲の数字は思われているほど悪くはない。共産、れいわと合わせればやはり脅威。小川が代表に就けば、共闘は続けるだろうし、普通この数字を見ればそうするでしょ。

 一方、維新、国民と合計すれば憲法改正に向け、足場は整った感もあるが、その時公明をどう扱う? 矛盾する言い方をすれば、立憲・共産の共闘を、そもそも公明と連立を組んでいる自民がバカにできるのか、って話ですわ。

 今が旬の維新と組むのは簡単だが、それをすると変数を抱えることになる。あそこの議員のレベルは本当に低いぞ! 大阪府民の俺が言うのだから間違いない。大阪自体も維新のせいでかなり病んできていることも忘れてはいけない。

 悔しいが公明の議員のレベル、そして組織とは雲泥の差と考えた方が良い。恐らく次の選挙では、維新の各議員の杜撰さがバレて間違いなく票を落とす。それでも引き込むのか?

 国民と、立憲の保守寄りのを連れて来るのがベストでしょうな。もちろん公明とはきっぱりお別れで。第二第三の細野の出現を待つってことか。しかしそれほど時間はないぞ。秋田の寺田や、甘利に快勝した太栄志あたりは、真剣にスカウトしたいというか、三顧の礼で迎えるべき逸材だと思うのだが、果たしてそれができますか、ってところかな・・・・。

 

 実は今日はドラフトを振り返る ロッテ編のつもりでしたが、明日以降で(そんなんばっかりやで)。ではでは。