Till Eternity

どこよりも遅く、どこよりも曖昧に・・・・

高野連の所業

 昨日は試合、出来ましたよね。雨もパラパラしか降らず、昼過ぎには日差しすらありました。っていうか、一昨日の晩は朧月まで見えたので、こりゃ昨日こそ強行すべきだと思ったのですが・・・・。つまりは大阪桐蔭東海大菅生戦の雨天強行に対する批判をかわす、その方便のための順延かと。しかも天候を見誤って、きっちり裏目に出る始末。

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 東海大菅生にとって敵は大阪桐蔭だけではないとか、要所でどんなジャッジが繰り出されるか、ってなことも書きましたが、そんな陳腐な想像の遥か斜め上を行く高野連の所業に、こっちも冷汗が出ましたわ。あの試合、もし初回に東海大菅生が先制して、終始大阪桐蔭が追う展開なら、5回あたりからの雨脚の強さを理由に、打ち切っていたのではないかと勘ぐってしまう・・・・。

 つまり、どれだけ高野連が西谷を可愛いがっているのか、皆さんにもご理解いただけたのではないかと。でもですよ、これで大阪桐蔭の優勝は消えた、私はそう思うのです。深紅の優勝旗は自らの手で手繰り寄せるもの。主催者の手助けを受けて手にするものではないからです。

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 今年は何もかもがここまで異例の展開ですが、それはコロナ故に詮無い話。ある意味最初から判っていたこと。宮崎商、東北学院に掛ける言葉はございませんが、唯一の救いは宮崎商が選抜も出ていることと、東北学院がすでに勝利を上げている点か。そう思うと、今、一番居た堪れないのは倉野監督かもしれませんね、ええ。

 ところで、東北学院の出場辞退について、嫌な情報が、

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 選手はグラウンドとホテルを往復するだけですが、記者はねぇ? 別に四六時中監視されているわけではなし、大人ですから、外に出ることもあるでしょう、いかんいかん、こういう下衆の勘ぐりが良くないのです。「陽性」選手の濃厚接触者ですから、逆はない、逆なんてありえません、失礼いたしました。

 その昔というか、私が球児だった頃は、夏の予選前あたりになると、”読売110番” っていうのがございまして、選手や監督、高校の足を引っ張ったのはもっぱら読売の記者だったのですよ。それが今では・・・・。何だか隔世の感がございますね。

 今日もあっさりですが、このあたりで失礼いたします。