今日、女子ソフトボールの試合が行われ、東京五輪2020 が事実上開幕します。
”ソフトボール”、”五輪” といえば、13年前の北京オリンピックでの金メダルを思い出す方も多いのではないでしょうか？ 覚えていますか、上野由岐子の涙！ あの時、誰もが彼女の涙を手放しで祝福したと思います。しかし、あの涙の奥にあるのは歓喜だけではない、そう感じ入り目を伏せたスポーツオタも少ならからずいたのではないでしょうか、私がそうです・・・・。
オリンピックという夢の舞台で金メダル。普通のアスリートにとって、これ以上望むものがあるべくはずもない。つまりそこは終点、いわば ”上がり”である。それを裏から支えるのは、 ”オリンピア絶対正義”、”金メダルが加わればその価値は未知数” という鞏固なる事実。あの内柴某ですら、下手を打たなければ生涯名士に収まり続けたであろうことでご理解いただけるのではないでしょうか。地に堕ち暴かれたその所業の累が、余裕で大会前にも及んでいた事実を鑑みれば、金メダルには真っ黒なものをも純白に変える、まさに魔力さえ備わっているのです。
しかし、上野はその力を快しとはしなかった。あのポディウムでの涙には、彼女が日本女子ソフトボールと心中するという、悲痛ともいえるメッセージが込められていたのだから。
後数時間、13年ぶりに五輪におけるソフトボールの時間が動きはじめます。応援しましょう！ たぶん、いきなりオーストラリアに足許を掬われると思うけど。
<本日の私がそうです>
五輪開幕で転がり始めた因果
遂に始まりますね、東京五輪2020。これからの二週間、元都民として、東京生まれで東京育ちの妻と共に生温かく見守る所存です。
しっかし、さすがに最後の最後まで貴族然としていたバッハだけには腹立ちますな。小池、橋本との三者会談でも一人だけ足組んでましたっけ。思わず、やめてまぇー！ そう叫んだ方も多いのではないでしょうか、私がそうです・・・・。
この時ばかりは小池がしほらしく見えたのではないでしょうか、ええ、私がそうです。
所詮こういう奴ですわ、ケッ。
でっ、前にも書きましたが、散々っぱら五輪阻止に動いていた地上波各局の糞ども、どうするんすかね？
言われてるやん、ズバリやで。初めて瑠璃が美人に思えた、そういう方も多いのではないでしょうか、私がそうです。
実際、誰の命令か知らんけど、ワイドショーやニュースバラエティーが五輪落としに勤しんだおかげでこれっ、
いいと思う！ ＡＣの広告いっぱい見たい、あれ大好きっ♫ オリンピックのＣＭがサラ金やパチンコばっかりというのもありじゃない ♪
結局、自分のクビだけを思いっきり締めていたという構図。最初から判らんかったんかいな、と。何をやったところで五輪特需だけは享受できると踏んでいたんでしょうな、ええ。
コロナ感染防止を錦の御旗に正義漢ぶって五輪開催阻止を訴えたら、久方ぶりに世論の先頭を走っているような気がしたので気分が良くなって、この線で行くぞー♪ って突き進んだのはいいけど、最初から道を間違っていたうえにブレーキ踏みそびれて、結果、超大型スポンサーの逆鱗に触れ、気が付いたら自分が大損こいただけだったという壮絶なオチ。いやぁー、ここまでくると清々しいものがありますね。
電通の呻き声が聞こえる！
もちろん五輪ＣＭ枠を売りさばいていた電通も、大穴空くのではないでしょうか？ そもそもスポーツ放映権料を言い値で釣り上げて、ＮＨＫを介して税金を美味しくいただきます、というのが彼らのやり口。
東京五輪については組織委に食い込んで、運営に関してはほぼ丸投げで請負って都民の血税を巻き上げたそのうえで、五輪を仕切ってみせて広告代理業からの脱皮を図ろうという野望に燃えていた、というのにね。
最初の躓きがこれ、
これなんて序の口、次がこれ、
これは完全に内ゲバ ♫ 超ﾜﾗｴﾙｰ！
そして何とか邪魔者を放逐して主導権を奪い返し、持ち直したかのように思えたが、
あらあら最大の後ろ盾が・・・・、
心細いと嘆いていたら、ライバルを追い出したはずの肝心のエースにまさかの結末！
そして朝昼のワイドショーや夜のニュースバラエティーは、どうせ馬鹿ばっかりだから大丈夫だろうと気を抜いて好きにさせていたら、重箱の隅でも突いているつもりでやってた五輪反対が、各局ネタも工夫も不足しているのでどこもやり出して共食いになってエスカレートしまくった挙句、後戻りも効かなくなって大手スポンサーから順に、そんな価値のない五輪なら、と逃げ出したというのがまさに今です。
ここまででも十分すぎるぐらいアホなのに、今日の文集砲が追い打ち！
結局、奴も電通のエース氏の置き土産だったようです・・・・。
っていうか、このエース氏の作ったＣＭ、どれも優れモノとの評価ですが、私はダメでしたね。特にソフトバンクのやつ、確か15年ぐらい前に初めて観た時、あの白犬のセンスに薄気味悪くなって、自分の感覚が世間というか、少なくとも地上波からは確実にズレているなと痛感したものです。キムタクとたけしを起用したのも、そりゃ話題になって当たり前でしょって気がするしね。
そういうわけで電通の野望は儚く消えたようですが、すべては五輪を仕切って世界的企業に成り上がろうというのに、どこまでも身内主義で内向きで閉鎖的な体質は変えることができなかった、ってところに尽きるのでは。つまりは電通そのまんまでオリンピックをプロデュースできると勘違いして玉砕したのかな。だいたい電通から ”縁故” を取ったらなんも残らんやん。っていうか、たらふく税金をせしめて身内で山分けしようと悪巧みしているところに、知らん奴なんか混ぜないでしょうからね。身内主義は後ろ暗いことしてる証拠でもあるのです。最初から無理だったってことでしょうな。
だけども、まぁ本社売るから電通は当分大丈夫だと思う、そういう方も多いのではないでしょうか、ええ、私がそうです・・・・。
明日から毎日更新しようかな、ではでは。
