こないだに速報もございませんが、お付き合いいただければ幸いです。
21日(日本時間22日)、米韓首脳会談が終わりました。注目していた北朝鮮の人権問題ですが、共同声明文に明記されていました、やれやれ。台湾についても入っています。ただウイグル、香港についてはありまへん。しかも文中に ”中国” の二文字すら一度も出てこないという・・・・。なんじゃそりゃ。それって主語じゃないのかい? ”台湾海峡での平和と安定の維持の重要性” という一文があるのですが、平和と安定を乱す輩がいるからこそ、そこに明記されているんじゃないんかいな。それを名指ししないでどうするんすかね。韓国への配慮に託けて逃げたと見た。バイデンの野郎に中国と闘う気はないな。東アジアの人権について関心がないこともよく判りました、ええ。ということで、この国の拉致問題は事実上棚上げです。永遠にね、Till eternity ってことです。
もう一昨日の早朝から腸煮えくりかえってモツ鍋にできそうですわ。ってことで米韓首脳会談の内容はどうでもええんですが、韓国軍55万人にワクチンを支援で決定。しかも ”グローバルワクチンパートナーシップ” を構築することで一致したそうです、おめでとうございます!
早速応援団長は歓喜のツイート、
トランプとの一回目もうまくって、そりゃあんだけ嘘八百を一方的についたらそうなるんじゃないの・・・・。常識的に考えて、一国の大統領があそこまで大嘘つくとは、普通誰一人としても思わんもん。一体どういう感覚なんかね・・・・。
韓国と日本の比較とかライバル心なんてナンセンス、そう見せかけてその流れからの渾身の韓国上げ日本下げ、
嬉しくて仕方ないので、先生コラムも書いちゃったぞ、
もう二度とニューズウィークは金払って読みません。立ち読み一択。何が腹が立つって、こいつはメディアに出れば必ず ”もう韓国は日本の事は眼中にありません” とかって頓珍漢なことばっかり言って、じゃあなんで、徴用工判決やレーダー照射、汚染水に告げ口外交などなど、ストーカーまがいの行為を、眼中に無いはずの日本にするのですか、という疑問がわくわけですが、そういう状況であってすら平気でこういうアッホなことを書く、
ここでも一連の嫌がらせ行為をする理由については言及せず、曰く、”文在寅政権は北朝鮮との関係改善を進めるのに精いっぱい” 、”日本との関係に大きな意味を見出していない” 、 ”日本の反応は最初から重視されておらず” とかそんなんばっかり。なにそれ・・・・?
あのね、こっちが韓国の専門家に聞きたいのは、そういった愚行を繰り返す度に、韓国政府がその真相の究明をしたり日本に説明したりすることをサボる理由ではなくて、そもそもなんでそんなアッホな行為を、韓国という国は日本に対して何度もするのですか、ということなんです。お隣の国だから危なっかしくて嫌なんです。
その理由ははっきりしてるでしょと、過去に日韓併合という悪行をしておいて、よくそんなこと訊けますよね、というのなら、素直にはっきりそう書けよと。ああやっぱりどうせそうなんですねと、こっちも思ってるわい、最初から。だからお宅では今でも子供の頃から反日教育をしているし、ギンギンにこちらを敵視しているのでしょと。そういうのもヒシヒシと感じているのですよ、って判り合えるものを。なのに、あなた様は口を開けば、”もう韓国は日本の事は眼中にありません”って、嘘ばっかり・・・・。ホンマに専門家かよ? それを言ってあげて喜ぶのは、日本コンプレックスに苛まれる韓国国民だけ。そんなんだから所詮いつまでたっても、どこまでいってもただの応援団長なんだよ。
だいたいこのオッサン、専門家のくせに二年前の輸出規制の際、最後はアメリカが出張って日本を諫めるはずだと高を括って、結果、思いっきり外してましたしね。ポンペイオが仲裁するってデマが出た時、”撃ち方辞めですか ♪” みたいなことを嬉しそうに書いてましたっけ。つまり希望的観測というか、客観的にはなれてない。ここではっきり申し上げておきます、木村幹の文章や発言は話半分にしておいた方が良いと思いますぜ。
次の勝利宣言はこちら、
こちらも満面の笑みって感じでしょうか。ただこの人、GSOMIA破棄決定の「条件付き延期」を私が知る限り、どこよりも早く仕込んでいましたね。メディアから速報の出る余裕で5時間前ぐらい。まぁ韓国の方なのでハンディはあるでしょうが、願わくばこれぐらいの働きを日本の韓国専門家様にも期待したいものです。
ちなみに聯合ニュースでは「米日首脳会談に比べて、すべてにおいて韓米首脳会談の勝利」なのだそうです。
よかったですね。一体いつになったら、韓国が日本の事を眼中にない、そう言えるようになるのでしょうか。
まぁ、韓国が国内でやる分は良いと思うのですよ。産経も今回の件でこんなこと書いてるし、
一昨日のトップ会談が、今後の日本にどのような影響があるのか、という観点でしっかりと分析した記事や文章を、できるだけ早く読みたいですね。見苦しい応援団や互いの国を腐し合うような意味のないことをするのではなく、アメリカと中国の狭間でどのような波が立ちどのような形で我々の目の前に迫って来るのか。そここそが知りたい。
木村幹は先のコラムで性懲りもなく日米、米韓の二つの首脳会談で示された内容に違いがある(だから比較せんでええと言うてるやろ)理由を、時間不足でバイデン政権が具体的な政策を持っていないからだとしておりますが、恐らくこれも希望的観測でしょうな、もちろん韓国サイドに立った・・・・。
彼が聯合ニュースの記者ならこれで良いのですよ、ええ。でもそうじゃない。彼は学者。日本の、それも国立大学の教授です。つまり、この国の税金から給料が出て、しかも彼は主に日本人の学生を相手に教えている。
彼が言うことをデマとまでは言いません。しかし、ニューズウィーク誌に連載されているものを読むだけでも、正しく現在の韓国の事を、日本にいる我々読者に対して示しているとは思えません。それは現在の日韓の関係において ”眼中にない” という言葉を使うことからも窺える。もちろん、80年代から韓国について学び、接している方からすれば、その表現や言葉が適切な面もあるのでしょう。でもその感覚、必要ですか?
韓国を愛し、そんな自分を溺愛するあまり、自らの国を愛する心を失ったのではないでしょうか? そんな方が日韓関係を正しく語れるのか・・・・?
今、残念ながら他国によるデマがその拡散キャンペーンによって世の中に溢れています。この国もその例外ではありません。根拠のない話に正当性を与えるような真似は、倫理に反するだけでなく社会の混乱を生むでしょう。大袈裟に言えば民主政治を揺るがす行為です。
いつの時代になろうとも、正確な情報こそが社会の基盤であり、それは政府や科学はもちろんですが、企業やメディアだけではなく、情報発信のハードルが下がった昨今、個人やワイドショーのコメンテーターにすら求められるはずです。事実と虚構の境界が曖昧な社会は、いずれ体を成さなくなる。デマは大なり小なりそこを狙って生まれ、人の間を流れていきます。誰もが情報を発信できる今だからこそ、我々に問われているのは社会的な責任を意識すること。それがこの国を愛する人間としての最低のルールです。軽い気持ちで拡散に加担してしまったデマを辿りその根元を掘り起こせば、きっとそこには国際的な策略や暴力が横たわっていることでしょう。