まぁ、そういうわけで、安倍総理が辞意を表明されました。
私から申し上げることなど何もございません。
こ、これ・・・・、一番アカンやつや・・・・。
冷静になろう・・・・。
日本という国は素晴らしい国です。決して人に表立って言うことはありませんが、この国に生まれたことを幸せに思い、日本人であることを、普段の生活の中からもそんな風に誇りに感じています。
でも、日本は小さな島国です。だからわれわれには仲間が必要です。
ここからの十年ぐらいでしょうか、きっと価値観を同じくする仲間と互いに手を取り合い、肩を組み共に生きる、そんな時代がやって来ると思います。そこで試されるのは外交です。きっと今以上に、島に生きるわれわれにはその力が問われてくる、そう思っています。
この国の新しいリーダーが国際的なお披露目の場で、GDP3位の国だからとか、G7の一角だからとか言われて、いきなりリスペクトされることはありえません。注目こそされますが、残念ながらそれだけです。どこの世界でもそうですが、新米は雑巾掛けから始めなければならないのです。
たとえばカナダのトルドー首相はまだ48歳ですが、もう5年もの間、一国のトップの座に就いています。誰が次の総理になるかは判りませんが、当然、彼に対しても、何かと下から下から入らねばなりません。年齢ではなく、外交デビューした年が付いて回るからです。芸人の世界の縦関係に似ているかもしれませんね。
その一方、日本のまわりには中国やロシアという超大国があります。大きく矛盾するようですが、習近平やプーチンと互角に渡り合う、その力こそが、この国のリーダーには早急に求められることになります。待ったなし、つまりはそういうことです。