Till Eternity

どこよりも遅く、どこよりも曖昧に・・・・

運命?!の8月4日

 この数年、常に不穏で不安定な日韓関係、今日、新たにアップグレードされるようです。

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 いわゆる元徴用工問題について韓国の最高裁が日本企業に賠償命令を出し、資産(株式)を差し押さえた、その命令文の効力が本日付で発生するのだとか。なんだか台風上陸前夜のようで、少しワクワクしますね。

 じゃぁ今日この国で、具体的に何が起こるのかというと、たぶん何も起こりません、なんやそりゃ・・・・。

 地上波のニュースワイドショーあたりが何を言うかは知りませんが、たとえ韓国の裁判所が株式売却の命令を出したとしても、日本企業が律義にそれに従うわけはないので、恐らく不服申し立てという流れになり、対象の株式は非上場株なので売却の完了までに数年かかるそうです。なので、日本としては遺憾を表明して終わりでしょうね。

<本日のなんやそりゃ>

 

謎の国 韓国

 韓国との関係については毎度のことながらよくは判らんので、どっかのタイミングで一度自分の中で整理したいといつも思っているのですが、嫌韓本を出せば売れるという昨今、韓国の ”今” を伝える情報は世に溢れており、逆に誰の何を信じればいいのか判らない、というのが実情。韓国に知り合いもいないし、行ったこともないし行きたいとも思わんし、つまり日韓関係を通じてしか韓国について知りたくはないという、まぁ、あっちも同じかどうかは知りませんが、当世の日本人気質なんてこんなもんでしょ。

 そんな私が一番参考にさせていただいているのが木村幹教授です。何よりおしゃべりなところや、内田樹あたりをしっかりとインチキ野郎と見抜き噛み付くところも良い。それにツイッターを通じて常に情報を発信しようという、そのサービス精神にも好感が持てる。ので、この方のコラムなどはなるべく目を通すようにしています。実際、私が思うに、恐らく今韓国について最も理解している有識者の一人だとも思う。

 しかし、である。出版された専門書やニュースコラム、時折BSを中心にテレビにも出演されて韓国について伝えて下さるのは有難い限りではあるが、なんせ難しい、というか解り難い。韓国について何から何までご自身が判っておられる故なのか、我々が興味本位で眺めているだけであるとお見通しだからか、生来の天邪鬼的な性格が災いしているからなのかは判りませんが、彼の書くこと言うことはとにかく判り難い。

 専門家の直向きな研究に対して、素人が直感でケチをつけるというのではないのです。教授の仰る内容の正しさは伝わってくるのですが、読後に何かしっくり来ないのですわ。起承転結の四コマ漫画の順番をアベコベに読まされたような・・・・。

 多分、教授の性格や筆力は置いておくとして、そもそも彼は韓国についてしか書いてはいないので、結局、そこに原因があるのかも。とにかく韓国について、どうもよく判らん、そういう方多いのではないでしょうか・・・・? 

 おまえのドタマの程度の問題だろと言われるとまったくその通りなのですが、嫌韓本や木村教授の専門書が売れる理由もそこにあるのではないかと。

 これはあくまで個人的な感想ですが、日本人と韓国人って、これほど距離的に近く、ぱっと見もこれだけ似ているというのにまったく異質な人種のように感じています。韓国を訪れたことも、一人の友人もいない自分にこんな風に言い切る資格などないことを百も承知で続けるわけですが、これまで五十年以上生きて来て、大阪で生まれ阪神間で育ち、子供のころから在日の子がクラスに一人は必ずいて、普通に仲良くやって来て、まぁ、お隣の半島のことは少しぐらいはと思い歴史をつまみ喰いし、映画「伽耶子のために」を観るため封切の日に徹夜で並び、日韓ワールドカップでは韓国のベスト4をかなり怪しいなぁと思いながらもスペインやイタリアと互角に戦ったことは事実であり、同じアジアの民としてリスペクトし、死ぬ前に食べたいものはと訊かれたら、迷わず鶯谷園の上ロースの塩を梅肉ダレでと答える、そんな私ではありますが、やっぱり朝鮮半島の方々を理解するのは無理だと思っています。

 似ているからこそほんの少しの違いが許せない、ってな言われ方もしますが、どうもそういうのとも違う気がするんだよなぁ・・・・。取り敢えず、今日何が起こるのか、見守りましょう。

 日韓関係、本日更新です!

 

先週のラグビー

 8ヵ国対抗ですが、大本営である協会には動きなし・・・・。

 うーん、揉めているのでしょうね。年明けに予定している新リーグ開幕への影響とか、そもそも大会中の選手への給料は誰がどれぐらい払うのとか、確かに課題は山積。大変とは思いますが一つのアウトラインにはなる。協会トップである脳筋の二人の真価が問われてくると思います。頑張ってもらいましょう。

 でっ、日本の参加を含めた大会自体の信憑性については、先日フィジージョージアでやると報じた「Irish Times」からもこんな記事が出ていました。

 

www.irishtimes.com

 記事の中でも日本の参加について触れ、去年のワールドカップの成功を最大限活用できるようワールドラグビーが熱望している、ってなことも書かれています。今日あたり何か新しい動きがあるかもしれませんね。こちらも前向きに見守りましょう。

 

一昨日のそれ行け阪神

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 一昨日何とか勝って五割復帰。かなりいい感じです。

 先週の六試合、2勝3敗1分と、一つ負け越しましたが、水曜からの対戦相手、原→高橋→上茶谷→今永→平良 の五人は、次から次に全員ほぼベストピッチをしてきました。これでこの星勘定なら上出来ですわ。

 7月に入って一気に借金を完済できたのは、相手が勝手にコケてくれるという幸運に恵まれたからなのですが、そんなのいつまでも長続きはしません。一転して先週からガチの勝負が続いています。そして今週もその流れは続くようです。今日から首位を独走する巨人を甲子園に迎えての三連戦、その初戦の相手は球界のエース難攻不落の菅野。どんなピッチングをしてくるかではなく、ポイントはこっちの反発力。今年の阪神のウリは逆転できること。菅野相手にそれができるのか注目です。

 最後になりますが先週神宮での藤浪、良かったですね。腕が結構下がりましたが、若干インステップに戻した結果、何故かフォークが落ちるようになりました。そういえば、村田兆治もスリークォーターやや上ぐらいでしたね。前々から仲間内では言っていたのですが、良い時の藤浪はフォークで空振りが取れるのですよ。それがファールになったり前に飛ぶようになると赤信号です。

 プロ入りデビュー戦も神宮でしたが、初陣を白星で飾ることは叶いませんでした。雄平にフォークをものの見事にスタンドに放り込まれ敗れたのが今でも印象に残っています。以来、ストレートとスライダーのコンビネーション投手のように思われています。でも本当はそうではないのです。

 ある程度コントロールが落ち着いたら、次はフォークが最も落ちる腕の位置を探す旅に出て欲しいものですな。 

 海の向こうでは大谷の投手生命が危険水域に達した気配・・・・。思いきって打者一本で行こう!

 四年ぐらい前までは何かと比較された二人。今はそんなことを思い返す人もいません。

 なんでも、”運”というものの総量は決まっているのだそうです。嫌な言い方ですが、藤浪の逆襲、始まるかもしれません。二人の戦いはまだ、点差はどうあれ5回表裏が終わったあたりなのですから。